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社会人スキル「3つの基礎力」



こんにちは。美容師のシバタです。

僕ら美容師はもちろん美容学校にもよると思いますが、学生の間に社会人としてのスキルをしっかりと学ぶ機会というのは少ないように思います。

美容師という仕事としてはかなり社会性を重視されるだけに、
確実に学んだ方がいいのは間違いないので、そこにギャップがあります。
今回は美容師なりたての方、社会人なりたての方に
「社会人基礎力」とは何かを解説していきます。








社会人基礎力とは?


2006年に経済産業省により「多様な人々と仕事をしていくうえで必要な基礎的な力」として定義された概念です。
もともとは企業と学生の間で「身につけておいてほしい能力水準」に大きな意識の差があったことから、企業と学生の間の認識の違いを埋めるために定義されました。

近年では、特にこの「社会人基礎力」の重要性が高まってきています。

そこで、経済産業省は2018年に個人のライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力を「人生100年時代の社会人基礎力」として新たに定義しました。


社会人基礎力を作る3つの基礎力


①前に踏み出す力

一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」と定義されている能力です。
例えば、学校の勉強では正解が1つと決まっているものが多くありますが、実社会で仕事をしていると、正解が1つに決まっているケースは極めて少ないものです。
そのため、正解が分からない中でも失敗を恐れずに前に踏み出す力が求められます。
仮に失敗しても、周りの人の協力を得ながら試行錯誤を繰り返し、粘り強く取り組むことが大切です。

美容師としてもチャレンジすることや行動に起こすこと、お客様にとっても自分にとっても良いであろうそういう場面がたくさんあります。
対人なので迷う事もたくさんあると思いますが、良いと思ったらやる勇気も大切です。


②考え抜く力

疑問を持ち、考え抜く力」と定義されています。
課題を解決したり物事を改善したりするためには、常に問題意識を持ち課題を発見しなければなりません。
課題をどうすれば解決できるのかという疑問を持ち、深く考える必要があります。

美容師は常に業界も流行も技術も進化が早い。思考を停止させないようにしないとすぐに置いて行かれます。
新しい発想や柔軟な発想もとても大切。
昨日までの常識が、今日は違うなんて事もあります。
日頃から考えるクセをつけましょう。


③チームで働く力

多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」と定義されています。
個人で大きな成果をあげようとしても、一人でできることには限界があります。
そこで、多様な人との協働が求められます。
自分の意見をわかりやすく相手に伝えることはもちろん、相手の意見や立場を尊重し目標に向けて協力しあうことが必要です。

働くお店にもよるかもしれませんが、美容師にとってこれが一番大切にした方がいい能力かもしれません。

技術や接客は勝手に高める意識を持った美容師さんは多い。
チームワークや連携をはじめから重視できる人はなかなかいないです。
一度チームで働くことの意味を考えてみるのもいいかもしれません。



まとめ

社会人基礎力についてなんとなくでもわかってきたでしょうか。
3つの力を備わるように意識することが大切です。
またこれの鍛え方についての記事も書いていくので、それも是非読んでくださいね。


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