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009_狙いがち、リフレクション

こんばんは、やし(https://www.instagram.com/yashi_bako/)といいます。最近も写真は撮っていたのですが、すっかりnoteの更新をサボってしまいました。習慣的に投稿できたりする方ってすごいなと思います。見習いたい。

さて、スナップを撮っているとどうしてもリフレクション、狙いたくなってしまうんですよね。ちょっと自分の撮ってみたものをレビューしてみようと思います。

構図をつくる

「去りゆく女」
XF27mmf2.8 , X-E1
1/30 sec, ISO 200 , f/16

こんな感じで、リフレクション使って左右対称をつくるの、やりがちなんですよね~
上記の写真はリフレクションがない場合と比較すると、主題である女性を印象的に切り取れているかな?と思う反面、少々被写体が遠すぎて主題が瞬時に伝わらないかな?という点が反省点かなと。

それにしても、X-E1のやわらかい感触のあるモノクロは、何だか古い映画を見ているみたいで情緒的な良さがあります。

被写体を重ねる

「無題」
Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 , X-E1
1/180 sec, ISO 400 (絞り不明)

リフレクションを使うと、上記のように被写体を重ねることもできます。
なかなか狙って使えませんが…うまくいくと印象的な写真が撮れると思います。上記の場合は「赤のラインが、右下の主題(歩く男性)に視線誘導する」「青いガラスと赤いラインで、対比色を形成した」効果が狙えたと思います。

ただ、本当に狙って撮れる類のものではないので、再現性が低いのが難点でしょうか…

印象を強める

「海なし県の海」
Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 , X-T5
1/8000 sec, ISO 125 f/1.2

どこで読んだか忘れましたが、リフレクションはカメラ的に綺麗に撮れやすいらしいです。上記の写真もそのような、印象的なリフレクションの効果を狙ったものです。海がない長野県で撮ったのですが、真夏だったのもあって何だか海っぽいなと思った一枚です。
もしズームを持っていたら、構図を工夫したかったかもしれませんね。
というのも左上が印象的な反面、べつに右下には魅力を感じないので笑

ただ、この効果は狙いやすいと思うので、ポートレートやスナップを撮る際に積極的に狙っていけるといいのかなと。

「栄」
RF35mm f1.8 macro is stm, EOS R6markII
1/40 sec, ISO 12800, f/8

この写真も左右の色温度の違いを、リフレクションだからこそ表現できた(綺麗に写った)一枚だと思います。右端の方に写真撮った場所の縁がみえていますが…これがネタバラシ的要素として写していいのか、興ざめだからやめたほうがいいのか悩みます笑

全体的に紫がかった色味(もとからそういう色でした)を重ねられたのが良かった反面、情報過多ですこし意図が伝わりにくい写真になってしまったかなとも思います。

総評

さて、振り返ってみましたが、けっこういろんな時期の写真を引っ張ってくることになり、やはり何時でも狙って撮れるものじゃないことを再確認しました。でも、個人的にも印象深い写真が多く、やっぱり今後も"狙っていきたい"と思う次第です。
あとは水たまりとかを使って上下対象のかっこいい写真を取っておられる方もSNSで散見されますので、他の型がどのようにリフレクションを使っているか、勉強して取り込んでいきたいですね。

それでは、今日はこのあたりで!

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