風呂にて

私は人の事を信用していない。なぜなら価値観がそれぞれ違うからだ。価値観が違うと、「この人は傷つけても良い」「この人は裏切っても良い」と思う輩がたくさん出てくるし、逆にとんでもなく最悪な事をしているはずなのに、「私は良い事をしている」などと言う人間まで出てくる。
基本的に人生にも期待していない。「どうせ全員に嫌われて死ぬんだ」くらいに不幸な予想をしないと自分を努力させられないのだ。けれど勝手に世の中に期待をして裏切られるよりずっと簡単だ。
こんな事を風呂で延々と考えてしまう。血流が促進されると共に一匹狼的な思考も促進されてしまうのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?