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街の小さな眼鏡屋さんのちょっとイイ話

一昨日。接客中に電話が鳴ったので、出てみると大阪からだったんですよ。

「眼鏡が壊れました。これから沖縄に向かうところなので、そちらに持ち込みたいのですが、どうでしょうか。」

という内容の電話に「どうぞ」とお答えしたものの、はて、どういう修理なのか、どうして当店なのかな。接客中だったので、そんなことを聞かないまま、私も電話を切ってしまいました。

で、午後6時頃「これから伺います」との電話。那覇空港に着いたそうです。

当店の日祭日の閉店時間は過ぎてましたが、お待ちすることに。来店されたのは午後6時半ごろでしたね。

お持ちいただいたのはナイロールのフレームで、確かにテンプルの智の部分がグラグラで、今にも取れそうです。しかもチタンフレーム。

お預かりさせてもらうと申し上げたところ、「明日から仕事で使いたい。眼鏡はこれしかない」とおっしゃるではないですか。

いたし方ありますまい。乗りかかった舟です。「わかりました、急いで仕上げてご連絡差し上げます。」と言ってしまいました。

急ぎのチタンロー付け修理。

終了したのは午後8時半ごろ。ちょうど、那覇は大雨でした。取りに来ていただくのも大変だし、家内に運転させ、車でホテルまでお届けしました。

修理代ですか?  3千円、いただきました。

以上、これが昨日聞いた、ビッグメガネ那覇での出来事でした。