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いっそ書き直してしまおうかと思ったらキャラが勝手に動いてくれた

 『皐月物語』の進捗が遅い。プロットにない話がどんどん広がってきて、その挙句行き詰るという情けないことになってしまいそうだ。こうなると本来の話に戻すべく、今まで書いたところを消して、新たに書き直してしまおうかと考えてしまう。削除した部分はスピンアウトの形で残そうか。

 そんなことを考えていたらようやく主人公の皐月が動き出した。つまんないことをグダグダ書いては消しているうちに「そうじゃないよ」という感じで大胆な行動に出てくれた。この展開は面白そう。話も何とかつながるし。
 『皐月物語』を書くにあたって割と細かくプロットを作ったけれど、実際に執筆しているうちにどんどん話が変わったり、膨らんだりしている。
 結末も変わってしまった。もっとも結末は自分でもイマイチかなって思っていたので、もっと面白く変えてやろうと思っていたから望むところだし、まだこれからもどうなるかわからない。その方が書いていて楽しい。

 とりあえず、今書いている第11章は大幅に手直ししなければならない。でも面白くなるんだったら、まあいいか。
 以前から技術的な荒や下手くそな描写などが気になっている。そうなると過去にさかのぼって第1章から全部書き直したくなってしまう。
 でもそんなことしてたら先に進めないので、今は恥ずかしいけど下手な文章に目をつぶって先に進む。全部書き上げる頃にはもっと腕が上がっているだろうから、そうしたら直しにかかろう。下手なうちに書き直したりしていると、また後で書き直したくなるに決まっている。

最後まで読んでくれてありがとう。この記事を気に入ってもらえたら嬉しい。