春が来るまではこたつで小説を書く
僕が PC を使っている部屋にはエアコンがない。夏なら扇風機で暑さをしのげるが、冬の寒さ対策には少し苦労する。電気代が高騰しているからだ。
今は足元にセラミックファンヒーターを使っているが、これがどうも好きになれない。空気が乾燥して目がショボショボする。足は暖かくなるけれど、手が冷える。これでエアコン+こたつよりも電気代が高いのだから、泣けてくる。だから、すぐに消したり、寒くなったらまたつけたりの繰り返しをしている。
小説を書くために PC で調べ物をしていたらつい夢中になって、ヒーターをつけるのを忘れてしまい、身体を冷やしてしまった。
なんかダルいな~と思ってその日は寝たが、たまたま冷え込みの厳しい日だったので、夜中に寒くて目を覚ましてしまった。今までずっと暖かい日が続いていたので、寝具を冬仕様に切り替えていなかったのがいけなかった。熱を測ると37度を超えていた。
とうとう風邪を引いちゃったかな~と思ったが、微熱とダルさ以外の症状はない。これを風邪認定してもいいのかな? とりあえず横になって、寝て過ごすことにした。
ずっと横になっていても退屈だし、疲れる。咳をしているわけでもないので、ダウンジャケットを着て散歩に出かけた。このダウンジャケットは昔、ちょっといいものを買ったので、これを着て外で寒いと思ったことがない代物だ。これを着て歩いていると、すぐに上半身全体に汗をかく。僕の場合、汗をかくと体調が良くなることが多い。
いい感じに汗をかいたので、調子に乗ってそのまま PC で作業を始めたらまた身体が冷えてきた。この時、インナーを着替えておかなかったことを後悔した。またダルくなってきたので、再び横になった。
僕の場合、軽い風邪なら大抵は4~12時間で治る。早い時は30分で治ったこともある。でも風邪は治るまで24時間を超えてしまった。
今度は治ったかなと思っても、寒い部屋で PC を触らずに、こたつでノートに小説を書くことに切り替えた。そういえば去年の冬もこんな感じで小説を書いていたな、と懐かしくなった。
一夜明けた今日の朝、体調はすっかり良くなっていた。風邪が治った時のスッキリ感は本当に気持ちがいい。身体がアップデートされた感じがする。また春が来るまではこたつで小説を書き続けようと思う。
最後まで読んでくれてありがとう。この記事を気に入ってもらえたら嬉しい。