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野菜・食材の買い物ヒント

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野菜は旬・高い/安い・農薬あれこれとニュースになりがち。でも日々の食事に必要な野菜。ちょっとした心積もりで悩まず楽しく日々の食生活を豊かにできます。そのお手伝いをする記事達。
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記事一覧

いま、ブロッコリーが高い理由【八百屋から見た“食”no.49】

現代の家庭で最も食べられている(当社比)であろう野菜、ブロッコリー。 栄養価高く&量も食べ…

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美味しい野菜を食べるという推し活【八百屋から見た“食”no.47】

GWです。 私の地元埼玉(とはとても言えない)秘境も例年になく大賑わい。 美味しい水と特産品・…

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買い物と多様性【八百屋から見た“食”no.1】

いつからか出てきた多様性というワード。 「多様性こそ大切」と言われてしばらく経ついっぽう…

八百屋からみた“食” ー序章ー

こんにちは。noteで出会えたこと、嬉しいです。 対面販売・小売り、学生時代からずっとやって…

美味しさに自信を。【八百屋から見た“食”no.3】

食欲がない人。 味覚に自信のない人、増えてます。 食欲≒食べたい自覚。 味覚≒食べた表現力…

都合のよいSDGs【八百屋から見た“食”no.4】

こんにちは。 タイトルがまたアレですが、SDGsでもスローフードでもフードロスでもなんでもい…

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都市生活における「自炊」【八百屋から見た“食”no.7】

私は(特に都市部において) 【自炊=時間と労力のぜいたく】と捉えています。 巣ごもり生活で自宅調理は一時的に増えました。 それでも大きな流れとしては、自炊しない生活に向かいます。 人口動態の変化(人口減と高齢化)、前後5年の暮らしぶりを想像するに自宅調理は1世帯平均1日1食(週3-5食)がイイトコでしょう。 そんな2022年以降の生活環境下でも 自炊前提の八百屋/食材屋ができるアプローチとはなんだろうか。 毎日いろいろあれこれうにゃうにゃ考えながら実施しています。 “商

画面の中に「解」はない【八百屋から見た“食”no.9】

動画・雑誌記事・ワイドショー・健康番組。 すべて“話半分”、もしくは“すべてエンタメ”と…

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味でつながる信頼。【八百屋からみた“食”no.11】

産直八百屋をずっと続けて思うことです。 作り手からお客さんが食べるまで。 私が仕事とする…

安全に食べる=農薬&肥料の使用不使用“ではない”話。【八百屋から見た“食”no.13…

栽培期間に起こり得るあらゆる病害・虫害・天候不順を経験されながらも、いわゆる無農薬(≒栽…

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食べ物にも“ベストバイ”の習慣を【八百屋から見た“食”no.14】

直近のあらゆる原材料&食品の値上がり要因は主に4つです。 ①原料の供給減:稀少化・輸入減…

情報化社会の果て【八百屋から見た“食”no.16】

伝えなくても知っていたであろう食の知識(一般的な経験則や常識といわれる情報)の範疇が年々狭…

お客さんが売場で“目利き”しても無意味。モノを選ぶより店を選ぼう【八百屋からみた…

秋です。りんごの収穫出荷の声を各地からいただくようになりました。 長野・青森の生産者直送…

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こだわりより大切なのは【八百屋から見た食no.18】

有機JASとか ○○不使用とか 〇〇栽培とか 自然○○とか 無とか減とか。 何を志向してもこだわっても構わないけど 出荷側の冷蔵庫で 店の売場で 通販のセンター内で 自宅の冷蔵庫で 時間経つと劣化する。 外見も栄養価も食味も食感もダメにして 付加価値とか手間暇とか丁寧とか 安全とか安心とか〇〇治すとか カネかけた意味が あなたのコダワリ自体が消滅して元も子もなくなる。 生産者も販売者も通販業者も、もちろん消費者皆さんも。 それくらいは常に心に留めておいてください。