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粛々と夏休みを乗り切るつもりが、突然祭りに引き寄せられた2023年の夏③
< 前回のおはなし >
【7月4週】
●火曜日
地区の夏祭りが終わった翌日から、山車祭りに参加するため、子供の太鼓の練習が始まりました。
この街に住むようになって、初めての参加です。
夏休みの朝が忙しいのは書きましたが、仕事から帰宅後はさらに忙しくなります(泣)。
そこに毎日太鼓の練習の送迎を組み込むのですから、夕食はいつ作るんでしょう(泣々)。
この日は上の子の習い事と太鼓の練習が重なってしまいました。
時計とにらめっこで分刻みの予定を立てます。
ここで、自分への備忘録として書き残しますが、
「この夏は、ムリしない」を合言葉にしています。
頼れるものは頼る、タスクがキツいと感じるなら、ムリしてやらない選択肢を探せるように。
忙しくてイライラしたり、全てに100%の力を注いでいたら、自分が潰れてしまうので。
今回は、太鼓の練習を早めに切り上げて1人で対応することにしました。
練習している子供が途中で帰る時は、責任者にひと声掛けるよう教えてもらいました。
知り合いのパパさんを探しましたが、見当たりません。
近くにいた方に声をかけると、パパさんを呼びに別の部屋に行ってくれました。
その後を私たち親子もついて行きます。
襖を開け、中にいる人に声をかけてくれています。
「カシラ、ちょっと…」
(え~!カシラって誰ですか??)
すると、すぐに見知ったパパさんが出てきてくれました。
途中で帰る旨を伝え、そそくさと車に乗り込み、ひと呼吸おいてから発進。
祭り初参加の私は知りませんでしたが、パパさんは地区の代表さんでした。
余談ですが、祭りに参加する子供たちは、小若(コワカ)と呼ばれていました。
色んな呼び名があるのですね。
太鼓の練習は、始まったばかりです。
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