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☆ 中之島ヒューマンパラダイス・第2号「こんな時にまでしゃべらせてもらえない人」☆

我がお笑いのオーソリティー・中川家のコントに "しゃべらせてもらえない人" をモチーフにした作品が数点あります。

例えば、ケータイで会話をやり取りする老夫婦の奥さんの方をお兄ちゃんの剛が演じて
「あ、ワタシです。 今乗りました。 はい・・・あのー・・・うん、・・・・えー・・・そう・・・・でね・・・・ティッシュとハンカチ」
(ドッカーン)
というのとか、
同じく、新大阪でタクシーに乗った剛がよくしゃべるタクシー運転手との会話に流される設定のもので
「あー、そうですかー、いやー僕らもねー・・・・あー、そやねー、・・・・いやー、そらどこもね・・・・そやし僕らも・・・・
(心のセリフ)聴けや!」
(ドッカーン)
ていうのとか。。。

それを踏まえ、ですが。。。

ちょっと前、入院する機会がありまして、相部屋という事で、カーテンで仕切られているとはいえ必然的に同じスペースに何人かで寝る事となりました(距離的にはフェリーのザコ寝スペースとか、サウナのベッドルーム的な感じ)。

とある夜、隣のベッドに寝ていた65歳ぐらいと思しき気の優し気なおじさんのスペースから寝ながらにわかに笑い出す様子が聞こえてきました。
「プフッ・・・プハハハー・・・・ハハハハー。。。
あの時なぁー・・・・うん・・・・あー、そやった・・・・フフフフ」
旧友と会話している設定のコント・・・もとい、夢でも見ておられるようです。

「あー、そや、そやった。あの時な・・・ふふふんっ・・・・・うんうん・・・・・あー、そうそう、ほんでな俺が・・・・・うん・・・・・そうそう・・・・・で、うーん・・・・お前もな・・・・う・・・うん・・・・そやった、そやった。で、その時な、俺がナニしようとしたら・・・・うん・・・・お前がな・・・・・アーハッハッハッハ、そやった、そやった。うん・・・・・・そんでな・・・・・あ、うん・・・」

・・・・この人、夢の中でもしゃべらせてもらえへん!( ̄▽ ̄;)

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