SUNABACO 8耐 2024で猫山課長に相談してみた。

先日2024/1/27(土) に開催された SUNABACO 8耐。八代で参加しました。
SUNABACO 8耐とは?と思った方は、下記のnote記事をご参照ください。

SUNABACO 8耐に参加するのは、Noteやブログ記事などを集中的に作成するためです。
加えて、現地参加を決意。
目的は、猫山課長さんに会うため。

猫山課長さんをご存じないかたは、下記サイトよりご確認ください。
いわゆる、すごい人です。


なぜか。理由は2つあります。
①「未達」のTシャツを直接お披露目するため(※1)
②直接相談できるワンチャンスをゲットするため。
早い者勝ちらしいので、最終は運しだいですが、チャンスがあるなら挑んでみるしかないです。だめならやむなし。ブログ作成時間に使うだけです。

結果、上記の①②ともに実現できました!!!
おそらく、2024年の運を1月にして50%以上使ったと思います。

で、60分の相談時間のうち、主に3点について率直にいろいろとお伺いしまして、快く回答いただけました。

自身だけ知っておくのはもったいない情報だと思いますので、本noteで紹介したいと思います。(猫山課長さんには事前に相談。了承済みです)

相談1.noteのネタについて

教えていただいたのは、以下の2点です。

1.ネタがつきないのか

問:多くのカテゴリの記事を扱いながら中高年向けのnote記事を毎週2本描いているハードスケジュール。
そのネタが尽きてしまう様子がありません。なぜでしょう

=========================================
答:
切り口をかえたら、見え方が変わる。ネタは尽きない。
立体は、側面から見たり上空から見たり。
見え方(見える形)が変わる。
同様に、ある事象も見る角度によって見え方が変わる。
=========================================

なるほど、と思いつつも、1つひっかかりました。
見え方が変わると、主張が変わってしまうのではないか?と。

実際、業務で担う役割や立場が変わることで、言うことが180°変わる人を
数多く見てきました。

上記は第三者から見ると、「発言に一貫性がない」と解釈しがちです。
その点については、

=========================================
答:
何を言うかより、何を言わないか、と決めている。
これまでのnoteなどで若干のずれはあるかもしれないが、
言わないと決めていることは覚えている。
=========================================

確かにー…と声がもれちゃいました。

2.「猫山課長」という存在はどこまで作られた存在なのか

問:「猫山課長」というブランドは、ご本人の素の状態とどれほどギャップがあるのでしょう

=========================================
答:
ほぼギャップがない。
「猫山課長」に合わせている面もあるし、
「猫山課長」が離れすぎないようにしている
=========================================

noteやX(旧Twitter)での発信が、全くの別人格で発信されているのなら、すごい戦略だと思ってたので、ちょっとほっとしました。


相談2.財務諸表の視方について

1.「3か年分みたら、企業の状況が立体的に見える」カラクリ

過去に猫山課長のSUNABACOセミナー参加した方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「3か年の財務諸表を見たら、その企業のことが立体的に見える」
実際にどんな見方をしているのか。その流れを教えてもらいました。
今回の話で出てくる財務諸表は、以下の3表です。
・貸借対照表(B/S)
・損益計算書(P/L)
・キャッシュフロー計算書(C/F)

=========================================
答:
私はB/Sを最重視する。会社そのものを表現しているから。
具体的には
B/Sは、過去の経営状況の蓄積でできている。科目の上限が
会社や経営者の意思を表現する
経営の実態と数値にギャップがあれば、B/Sに蓄積される。
何年も蓄積されると実体と数値がいびつになる。
結果、「おかしいぞ?」と気づける
=========================================

具体的な見るポイントや3表のそれぞれの使い方も教わりました。

1)B/Sの総資産の数字の大きさを見る。企業規模の傾向が分かる。
 成長する企業は総資産の数値が増える

2)次に、B/Sに記載している内容の比率を確認する
・年度毎に記載内容がどう変わっているか。例えば現金の増減
・同一年度のB/S記載している項目間の割合を確認する。
 例えば流動比率や当座比率。
上記でおかしな点や基準値との増減を確認する。

結果、増えている/大きく割合が変化する点が、
「その企業が/経営者がいちばん大事にしていること」

例えば「〇〇業」と位置付けられるある企業。しかし、
金融資産が最も大きい場合は、
もはやその企業は「金融業」と位置付けたがいい。

3)P/Lの売上額と、上記の総資産額を比較する。
 例えば5億円の売上がある企業の総資産額が、
 A)100億円
 B)1,000万円
 では、企業の位置づけが変わる。なので売上高だけ見るのは危険。

4)C/Fは期をまたいでみることで増減が分かる。
その増減の理由に着目する。特に、現金が減るのは、
・投資をして資産に変える
 上記は、B/Sで確認できる。
・返済をする。
 上記は、B/Sだけでは確認できない場合がある。

細部はもっとあるのでしょうが、20分ほどで
教えていただけた上記の情報だけでも、全然ちがいます。

上記を教わって、とある企業の財務諸表を3期分見てみました。
読み取れる情報は格段にアップしました。

相談3.副業について

1.土地に関する真実

副業を始めた経緯、太陽光発電事業やアパート経営などの経歴やご苦労を色々教えていただけました。

完全プライベートな内容なので詳細の記載は控えますが、
1点、「そうなんだー!!」と教えてもらったことがありました。それは

=========================================
土地は放棄できない。
所有してる以上、毎年固定資産税を払い続ける必要がある
=========================================

土地はいったん所有すると簡単に”未所有”の状態に戻せないようです。
少し調べましたが、民法で定められた手続きと数十万円の費用が
必要なようです。

所有する土地がある以上、毎年固定資産税は払い続けないといけない。

この事実は、少子化で人口が減るときに大きな重荷になると推測します。
田舎に土地を持っていて、耕作放棄するなどしてお金を生まない場合は
毎年多額の固定資産税を払わないといけません。

田舎なら買い手が極少。かといって、簡単には手放せない。

値段だけ見て簡単に土地を手に入れてはいけない。

土地の取得に対する覚悟のハードル上がりました。

まとめ

SUNABACO 8耐で現地に行った甲斐があった。
帰宅後そう思える、素敵な一日を過ごせました。
ただ、心残りが1つ。購入した書籍にサインをもらい忘れたこと。

次回お会いする理由ができました。

本編は以上です。

(※1)「未達」Tシャツは、以下のサイトで購入できます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最後に。

今回の猫山課長への相談会の参加費用1,000円は、
2024年1月に発生した地震の寄付金に充てられるそうです。
素敵です。なので、

マネしちゃいます。本noteをご覧いただき、"投げ銭"いただいた額は
1月の震災の寄付金に充てます。
2024年2月18日(日)を区切りとして、集まった額を寄付します。

("投げ銭"なくてもすべての記事はご覧いただけます)

■2024/2/19 追記■
"投げ銭"ありがとうございました。計12名の方々から1,800円を
お預かりしました。

近日中に1月の震災の寄付金として寄付手続きを行います。
"投げ銭" の設定を本日付で解除します。