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YASのひとりごと 共有できてますか Note 20

しばらく前にお会いした数十名規模の会社を経営されている方との対話の時間®にて

YAS: 社内のコミュニケーションはどうですか?

経営者氏: とれていますよ。情報共有もばっちりできています。

YAS: それは良いですね。どんな情報を共有していますか?

経営者氏: 連絡事項、タスクの〆切、売上状況、受注状況など・・・

YAS: なるほど、他にはどんな情報が共有されていますか?

経営者氏: 他には・・・ うーん、なんだろうな???

YAS: そうですか、ところで例えば共有されたタスクの〆切は守れていますか?

経営者氏: それが・・・ あまり守られていないんですよね。 何回も繰り返しつたえているんですけどね。

YAS: そうですか。 ところでそのタスクの意味や目的、なぜその〆切なのかの理由などは伝えていますか?

経営者氏: いや、そういうのは特に伝えていませんけど・・・必要ですかね?

YAS: ちなみに、指示をされた方(部下の方)が指示をどう感じているかを聞いたりしていますか?

経営者氏: いえ・・・ 業務はやらねばならないので、どう感じるかは聞いてもあまり意味がないのではないでしょうか。だいたい「大変」とか「面倒」などのコメントしか帰ってこないでしょうし・・・

大変、大雑把に要約すると、こんなお話しがありました。

残念ですが、こういうのはYASでは「コミュニケーションが取れている」とは表現しません。

コミュニケーションとは情報や感情、考えなどを共有すること

この方は単に業務命令や業務上の指示を伝達しているだけですよね。

人は機械ではないので、指示すれば、その通りにやる訳ではありません。

機械でもその通りにやってくれるわけじゃないですが…

そこには感情があったり、その人なりのこだわりや工夫があったり、得手不得手があったりするのが当然です。

そういった情報を共有することが大切です。

ちなみに、同氏の悩みは「人が育たない」こととのこと

なぜ、人が育たないかをよく考えてみる必要がありそうです。


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