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ポエム:ナス100がいいんじゃない?

こんにちはやす( @YasLovesTech ) です。最近忙しすぎてすっかりNoteやYoutubeが滞ってますが、今日はナス100がいいんじゃない?というポエムを書いてみます。書く時間もあまりないのでふんわりとしたポエムですので、ポエムを嗜む気持ちで詠んでいただければと思います。

*今回は最初から最後までナス100いいんじゃね?的な空気感で書いてますが、参考情報の一つとして最後は自己責任でお願いしますmm 状況が変われば僕もどんどん意見を変えていきます

*ちなみにナス100はETFならQQQです。日本からでも投信などでナスダック連動があるはずですが、ナスダック連動よりもGAFAMが濃いナス100に近いものが良いと思います。

マクロ環境

マクロ環境は徐々に好転してきてます。先日のCPIもちょっと高めの数字が出ましたが、ついにラスボスであるShelter(帰属家賃)のインフレ減速が確認されました。その裏にある住宅価格や家賃のデータも順調に冷えてるので、基本的にはインフレはピークを超えて下りに差し掛かってると判断しても良いでしょう。

また、先日行われたFOMCも、インフレのある程度の減速が認められるとして利上げ停止の可能性について示唆がありました。まだまだ利下げは先とはいえ、少なくとも金利をどんどん上げていってテック株が売られやすいというマクロ環境は転換しつつあり、遅くとも1年内にくる利下げ局面に転じればテック株中心のナス100はマクロ環境的には心地よいものになると考えられます。特に来年は大統領選挙ですしね。インフレが終われば、誰しも選挙を有利に進めたいと考えますよね。

ただ、直近、足元のリスクは米国の政府債務上限です。おそらく、これは最後までもつれると思います。6月になっても解決せず、最悪のケース一部の政府機関が閉鎖したり、国債のデフォルト危機ということになりますから、金利が上昇したり、株価が下落しやすかったりと、少なくとも株価にプラスに働くことはないはずです。ですが、歴史的に見れば必ず解決してますし、共和党サイドも駄々をこねれば世論はちゃんとみてますので、最終的にはどこかで折り合いはつき、解決されればマクロ環境は再び落ち着きを取り戻すでしょう。

個別要因

正直言って、マクロ環境的には最悪を過ぎただけで、良い環境になるのにはまだ半年くらいかかるのかなという感想ですが、次に個別要因である個別企業を見ていきましょう。

ナスダック100のウェイトの50%以上がGoogle, Apple, Meta, Amazon, Microsoft, Nvidia, Teslaの7社で構成されてます。それに9社の中堅どころを加え上位16社で70%を占めます。残りの30%は残りの84社のハイグロと思ってもらえれば大丈夫です。色々書きましたが、ナスダック100はざっくりとトップ7社のファンダメンタルで5割を説明できます。

Nvidia以外のQ1の決算が終わったところですが、トップ7社の決算はまずまずの決算といった形です。ざっくりと評価するなら

  • Microsoft : 売上、利益堅調

  • Apple  : 売上、利益堅調。モバイルが意外に頑張り、サービスも強い

  • Meta : リストラで利益改善。ただし、未来は暗い

  • Google : 過去1年。売上減、利益減で苦しんだが、最悪期は脱したかも

  • Amazon : インフレで利益に苦しんだが、再び利益が戻る。売上自体は堅調

  • Tesla : 利益率最悪。最悪期脱したサインは見えないが、高金利で車が売れてないので、金利が落ち着けば徐々に戻る可能性。今後も新タイプの車や自動運転など良い材料には期待できる。売上成長は7社で一番強い(テスラ愛)

という感じで、MicrosoftとAppleが堅調さを維持しつつも、残りの5社も最悪期を脱して、利益回復フェーズに移ってきたという印象を受けます。Q2やQ3の決算を見るまで確信にはなりませんが、これ以上景況感が悪化しなければ、おそらく半年以内で利益は反転していくフェーズに移ると考えれます。これは、私の感想ではなく各金融機関のアナリストが予想した1年後の利益予想が反転予想になっています。特にGoogle, Amazon, Teslaはこのインフレ局面で相当利益率が悪化してますので、インフレが改善し、金利が下がり、景況感が戻れば、凄まじい利益回復フェーズに入る可能性は十分にあります。実際に、一例としてAmazonの来年の利益予想は凄まじい回復予想になっています。

今現時点での決算を見るだけでも十分に利益回復する可能性がありますが、テックにはさらに好材料があります。それがAIです。AIはMicrosoftのCopilotのように新しいビジネスのチャンスがあるだけでなく、計算リソースを大量に使うので、Microsoft,Amazon,Googleのクラウド事業に追い風になる可能性があります。そして、決算はまだですがトップ7に入ってるNvidiaと16に入ってるAMDはAIの計算リソースの源泉である半導体(GPU)を製造してるのでこちらも追い風でしょう。そうそう、有名なChatGPTの開発元であるOpenAIの株式49%はMicrosoftが保有しているという点も重要でしょう。

まだあります。6月のアップルの開発者イベントのWWDCで、アップルが新しいAR/VRデバイスを発売するのでは?と噂されています。もし、本当に発売されれば、XRやメタバースが再度新しいトレンドになりますし、Metaのメタバース部門も息を吹き返すことになるでしょう。

ちなみにトップ7社は5割を説明できるだけですが、残りの5割もほとんどハイグロで構成されてますので、今後利下げ局面が来ると考えれば、少なくともそれほど悪い方向には倒れないはずです。

チャート

最後にチャートを見ていきましょう。

指数が長期的に上昇していくときは、株価、50日平均線、100日平均線、200日平均線が全部右肩上がりになり、順番も綺麗に揃ってる時が良いと僕は考えてます。そして、当然アップダウンしていくわけですが、その時に50日平均線に時折タッチする感じが好きです。直近も3月中旬に一回50日平均線にタッチしてますね。先ほど、政府債務上限の話をしましたが、そこでは一回グダつく可能性が考えられますが、そこでも50日平均線をタッチする感じだと良いトレンドを形成しているかもしれません。50日平均線から株価が離れ過ぎてるとおそらく買われすぎなので、距離感を見てコツコツと積み立てていければいいかなと思います。

なのでQQQがいいんじゃない?

なので、私は基本的に今はナス100のETFであるQQQを積み立てています。なんやかんやそこそこ美味しいリターンになってきました。死ぬまで持つかと言われると別にNISAや401kで運用してるわけではないので、次の利上げサイクルかどこかで売っていく可能性があると思いますが、2−3年くらいはナス100を地道に積み立てていけばそれなりのリターンが出るんじゃないかなと思ってます。もし、NISAみたいに老後の資金として考えているのであれば、S&P500やオルカン的なものの方が良いかもしれません。

以上ポエムでした

以上ふんわりとしたポエムでした。ほんと、感想に近いポエムなのであくまでも参考情報の一つとして読んでもらえればと思います。もし、反響があれば、後日もっとデータを深掘りしてノートに書くかもしれませんが、今の執筆時間では定性的なふんわりしたポエムで締めくくらせていただきます。

投資スタイルや期待する時間軸も人それぞれだと思いますので、最後は自己責任で決めていただければと思います。

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