見出し画像

【脳の取説】そのままのあなたで10倍能力を発揮する方法(つづき)

前回の続きです。
(1回目まだの方はこちらからどうぞ!)
(2024/4/27rewrite)

さて、そのままの自分が、今より10倍能力を発揮するために。

自分の能力も、まだまだ余力が「ある」
思っていることが大事なんだと思っています。

「ある」ものなら、
いつ、どう使おう、という発想もわきますからね(笑)

逆に、もうだめ。
いっぱいいっぱい。
余裕がない。。。

そう思っていたら、
できることさえやろうとする気になれない
のが私たち。

そのために、今日お伝えしたい、
もう一つのポイント。

それは、私たちの中には常に「ストッパー」があって、
やり過ぎないようにストップをかけている、
だから、
「ストッパーをはずそう」
ということです。



♪ストッパーの働きの意味は?


無意識でかけている【ストッパー】の存在。

「海馬」の著者 池谷さんによると、

「物事を進めるのには、ストッパーを外す方法と、
前に進む力を伸ばす方法、の2つがある」

のだそうです。

つまり、
かかっているストッパーをはずす。
それだけで、前にすすみますよね。

さらに、これまで以上に前に進む力を伸ばす。
これで、普段の時より数倍は物事がすすむ、ということなんです。

なんだか、車と似ていますね。

ブレーキもアクセルも、
どっちも必要です。
でも、お互いが邪魔しあってたら
車は前に進みません。

車にはアクセルと、ブレーキがある

ブレーキを外してから、
アクセルを踏む。

あたりまえ、といえば、あたりまえ(笑)

そして、「海馬」には、こんな例が紹介されていました。

人間の身体の中にも、
物事を前に進める、やめる、という
二つの仕組みが働いているのだそうです。


たとえば、
私たちの活動の源「ブドウ糖」

あまり活動していない、
夜眠っている時は、どうしてると
思いますか?

普通は、夜は寝てるんだし、
作らなくてもいいよね、と思いますよね。

でも、
身体はせっせと昼間と同じ量の
「ブドウ糖」を
作っている
んだそうです。

つまり、
活動中も、睡眠中も、
身体は絶えず同じ量のブドウ糖
を作っています。
つまり、前に進めようとしている。

でも、ある程度のところで、【ストッパー】
がかかって、せっかく作ったのに
壊してしまうんだそうです。

もう必要なさそうだから、
すてよう、って感じなんでしょうか?

つまり、
寝ていたりして、必要なければ、
10個作って、10個壊す、
なんていうこともやっているそうです。

そのココロは?

「いざ、という時に、たくさん作ると同時に、
ストッパーを外すことで、
日頃以上の力を発揮することが、
【簡単に】できる

からだそうです。

寝てるとき 10個つくって 10個こわす⇒0
ちょっと活動している時 10個つくって 5個こわす⇒5
頑張るとき 15個つくって こわさない⇒15

1.5倍つくり、
ストッパーを外すだけで、3倍になってます!


なるほど、身体がやっていることで、
無駄なことは何もない、ともいえますね。

私たちの身体は、
いざという時に、効率よく能力を発揮できるように
常に準備をしてくれているのです。


♪ストッパーが外れるような環境に身を置こう!

先ほどの「ブドウ糖」
必要ないから壊してたわけですが、

もし、意志の力で、
【ストッパー】を外すことができたら?

さらなる能力を発揮することができるはず・・・

とはいえ、
この【ストッパー】を外すのは、
普通の環境では、はなかなかできません。

だから、火事の時など、緊急時に、
自分でも思っていなかったような力が発揮される
というのも、頷けますよね。

つまり、自分の意志でストッパーを外すには、
思わず、
「ストッパーが外れてしまう状況」
に自分の身を置けばいい
のです!

火事のように、一生に一度あるかないか、
というスペシャルな出来事でなくても、

🎵できそうもない、と思うことへの挑戦チャレンジする
🎵今の限界を越えようと、少しだけストレッチをかける
🎵1つのことを粘り強くやり続けること。
🎵新しい学びの場に出ていくこと。



刺激のある環境に身を置くために
やれそうなことは、いろいろありますよね。

自分でも知らなかったような能力
発揮できる自分に気づけるのではないかなあと
思います。

実は、これ、私は音楽の練習や、
上達したい事にかなり応用しています!

♪未来の自分の姿は、今の自分には想像できません!

考えてみれば、
私の音楽を通しての経験は、
まさにその実践でした。

身長150センチ、手の小さかった私が、
ここまでピアノを弾けるようになるとは、
自分でも思っていなかったです。

人の10年間の成長の度合いは、
予想をはるかに超えている
そう思います。

レッスンでも、
生徒さんご自身が、
「こんな曲ができるようになるなんて、
思いもしなかった」
と、よく嬉しそうにおっしゃいます。

何度も強調するようですが、
私たちは、自分では最大限の力を出して
頑張っているつもりでも、

実際はまだまだ、やれる能力はあって
発揮できていないだけ、ということなんですね。
(今、あなたが頑張ってない、
とういうのではありません!)⇐ココ、重要です!!

その時に
「もう、いっぱい、いっぱい!」
と、思っていても、それは脳のほうが
ストッパーをかけているだけ。
実は、まだまだ、余裕はある😃

そう思うと、ちょっとワクワクしませんか?


自分の中の意識のストッパーを外して、
「まだまだ、可能性はある」
そう思って、日々過ごしている人と、

「もう、変わらない、無理無理」
と思っている人と。

問題は、どっちが正しいか、ということではないのです。

日頃から
可能性を信じる
意識してストッパーを外す
ということを選択して行動してみることで、

自分の未来の可能性が拓けていくのなら、
そちらを選んでみたいな、と思うわけです😃

みなさんは、どちらを選びたいですか?

♪どんな環境に自分をおいてみますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?