いつか笑って話せる日がくればいい

こんばんは。流行病が幅をきかせ、自粛ムード(そして若干の不謹慎狩り)のなか皆様いかがお過ごしでしょうか。推しを推すことも身体が資本でありますので健康でありたいものですね。

さて、話はnoteの初回をしたためる前に遡りますが私の趣味の中心であるBリーグが流行病の流行拡大によりプレーオフを含め全中止となりました。中断した時点から中止になるだろうとは予測していましたが、推しのプレーを生きがいに日々の仕事やストレスを何とかやり過ごしていたためそのショックは拭いきれずにいます。他の趣味もあるのですが、三密にがっつり当てはまるのでそれらで気を紛らわすこともできず。仕方ないですが。

実はというか、私が好きな選手はプロ契約の選手ではありません。仕事とバスケを両立しているアマチュア契約の選手です。この記事を読んでいる方の大半はBリーグに精通していらっしゃる方かと思いますが、そうでない方向けに超ざっくり説明させていただきますと契約しているチームから交通費等諸経費以外の金銭は受け取らないという契約です。会社に勤め、そこから働いた分の給料を頂いているという形ですね。つまり、チームにいくらお金を支払おうとそれが好きな選手に直接的な形で還元されるということはありません。長年色々な沼でおたくをやってきて初めての経験でした。

私は、シーズン中はことあるごとに推しのグッズを買いささやかな差し入れと拙い文を綴った手紙をチームに預けてきました(もちろんグッズの購入代金は推しに還元されることはありません)。あなたを応援している人がここに確かに存在するのだ、と伝えるためです。幸い推しはファンの気持ちを汲んでこちらに伝わる形で「差し入れが手元に届きましたありがとうございます!」と発信してくれるので前述の気持ちはありがたいことに無事に届いているようです。

私は多くのBリーグのブースター、ファンの方のように素敵な瞬間を切り取って写真に収めたり、イラストを書いて推しを布教したりすることができません。できることと言えば推しのプレーのすばらしさを文章にしたり、推しの知名度を少しでもあげられるように他者へ布教したり、推しをスポンサードしてくださっている企業様の商品を購入したりすることくらいしかできません。あとは試合の時に声を出して応援すること。何もできない、無力なただの1ファンです。他の方の推しへの愛の示し方が羨ましいと思うことが本当にたくさんあります。

でも、私にはこれしかないので。これが私かなとも、思うので。願わくば一刻も早く災禍が去り、また推しの全力プレーをコートで拝める日が来ますように今日も祈っています。

ああ、私は今日も無力だ。

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