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【第2話】コロナ禍でラーメン屋を始めた大学生が次はビルを一棟をどうにかする話



前回、1話を書いてからすごく時間が経ってしまい、すみません。。。書けなかった期間ですが本当に濃い濃い物語がありました。

ここで報告があります!


個人事業主から会社を4月15日に設立したり、色々と身の回りの体制や環境に変化がありました。ちなみに『株式会社やるかやらんか』という名前の会社を立ち上げました。ビジョンのためならなんでもやる。事業領域なんて考えない。そんな会社で、世界一のビジョナリーカンパニーを目指します!!

2022年4月15日 株式会社やるかやらんか 設立


確か1話では、主に①なぜラーメン屋を始めたかと、②僕らの掲げるビジョンについて書きました。おさらいいですが、チャンスは急遽降ってきます。中川政七商店の会長中川さんからお話しをいただき、私がすごくゆかりのある【富雄】(近畿大学農学部のキャンパスがある最寄り駅で私が通う学校の下町)にあるビルを活用しないかという話がきていて、「やってみる?」とお声がけいただいたのが始まりになります。

それでは今回から実際、ビルを具体的にどうどうにかして、ビジョンを体現するのかを書いていきます。

まず僕がこのビルを通して、成し遂げたいことは地方でも挑戦はできるということを自分がまずやってみることで地方に住んでいる若者や、地方という場所にコンプレックス、なんらかのマイナスがあると考えている人に伝えたいです。

つまり、ビジョンである『日本の若者に"選択肢"を示す。』を体現するためのステップとして、まずここ私の大好きな奈良県、いわゆる地方の若者に"選択肢"を示すためにこのビルを活用したい、そしてその発信の場所にしたいと考えています。

そのためにビジョンを体現する、社会とのタッチポイントとなるのが今回の場合、このビルの全てでありそれを形づけより意味を持していくのがそこに入るテナントです。自社では、現在でいう『すするか、すすらんか。』と『近大をすすらんか。』の2店舗のラーメン屋が社会とのタッチポイントとなり私たちの想いやビジョンを伝える場所になります。

現在経営中の店舗

すするか、すすらんか。(奈良本店)
近大をすすらんか。(近畿大学東大阪キャンパス)

なんとかするビルについて

今回のこのビルについて少し説明します。ビルは3階建てで、元あるビルをリノベーションして富雄の象徴となるようなビルを目指すプロジェクトです。
光栄なことに私たち株式会社やるかやらんかとしてはビル全体について、一緒に考えさせていただいているのと、なんと、2階エリアを任せていただくことになりました。

そう。

つまり、株式会社やるかやらんか、3店舗目への挑戦です。

それでは、その3店舗目に挑戦する。奈良の富雄という場所について詳しく説明したいと思います。

富雄について


奈良の人の富雄のイメージといえば、やはりラーメン激戦区でしょう!

昔は農村エリアだった富雄に『近鉄富雄駅』が開業されたのは今から108年前、隣の駅『近鉄学園前駅』ができる28年も前にできました。

その後、時代と共に街は成長し1989年近畿大学農学部が富雄の地に移転、街はたちまち学生の街に。そして2000年以降、富雄はラーメン激戦区として知名度を上げていきました。特に07年開業のあまのじゃくさんや11年開業のみつばさん、14年開業のアノラーメン製作所さんは今もなお大行列の人気店で僕たちも学校帰りによくお邪魔させていただいております。

現在富雄の駅の利用者は1日28125人、1km圏内の人口は26008人で、高級住宅街で有名な学園前が隣街ということもあり富裕層が多く教育水準が高い大阪のベッドタウンとして機能しています。朝は大阪方面への通勤・通学、大阪方面からの近大生の通学で街は混雑し、昼頃になると人は少なくなり街に買い物に降りてきたご高齢の方やラーメンを求めにきたサラリーマンが街を歩いています。夕方以降は賑わいを取り戻し、大阪方面から帰宅してくる人たちや通塾する子供たち、授業終わりの近大生で街は混雑し、ラーメン利用者や飲み歩く人も出てきて街は賑わいます。終電がなくなると街は一気に静まり返り静かな夜を迎えます。

歴史のある富雄、大阪が近く郊外に位置するこの富雄で【若者の新たなカルチャーを生む。】そんな場所をつくります。


続く。。。

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