【オーストラリア】盗難車でショッピングセンターに行くとすぐにバレる

オーストラリア生活22年目、田舎町ヤラビルバでカイロプラクターとし働いていますDr.ユースケです。「海外生活」「オーストラリアの時事」「オーストラリアで起業」などに関することを毎日noteに書いています。

昨日と一昨日、オーストラリアの大企業Wesfarmers社が防犯カメラと顔認識や車のナンバープレート認識機能を使い、客のプライバシーを丸裸にしているという記事を書きました。

この話って、オーストラリアに住んでる人でもあまり把握してない事実。陰謀論の類ではなく、企業のサイトに「プライバシーの取り扱い」として明記されてる事実。

一旦プライバシーの話は置いておいて、オーストラリアでいま社会的問題となっているのが、青少年の凶悪犯罪。その中でも流行りの犯罪は、車上荒らし、車の盗難、空き巣、押し込み強盗。

オーストラリアでは、よくナンバープレートの付いていない車を見かけます。盗難車であるということを隠蔽するために車の窃盗犯が、別の車からナンバープレートを盗んで盗難車に付けるのだとか。それでナンバープレートを盗まれた車は、再交付してもらうまでナンバー無しで走らせている。ナンバーがついていない車を運転することも違反だと思いますが。

で、話は防犯カメラに戻りますが、Coles, Bunnings, Officeworks, Kmartなどを経営するWesfarmersは、犯罪捜査や犯罪防止のため、自社で撮った動画や動画解析から得た情報を警察にも提供して、街全体の治安維持に貢献してるのだそう。

つまり、ショッピングセンターの駐車場に入った瞬間、ナンバープレートは読み取られ、客であれば車の持ち主の名前、住所、年齢、職業、購入履歴、家族構成、facebookでの行いなどなど全て把握され、盗難車の場合は警察に報告されるということ。

生体認証やナンバープレート認証が、オーストラリアでは近い将来ほとんどの店でスタンダードになるんだろうなという気はしています。

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