カンガルー革のミニマリスト財布を1ヶ月使って感じたこと【Tailfeather】
おはようございます、オーストラリアの田舎町ヤラビルバでカイロプラクターをしていますDr.ユースケです。Tailfeatherというオーストラリアのミニマリスト財布を1ヶ月使って感じた「気に入った点」と「困った点」を書き出したいと思います。
今まで使っていたBellroy
買い替える前はBellroy(ベルロイ)のZip Walletというミニマリスト財布を使っていました。Bellroyはオーストラリアのブランドで、日本でも手に入ります。ベルロイの財布は3年保証がついていますが、購入から3年4ヶ月経った時に、チャックが壊れてしまい、ベルロイに問い合わせたところ、当たり前ですが「保証対象外です」との返答をいただきました。3年以内に壊れた場合、おそらく新しい物をもらえるのだと思います。
ベルロイと関係のない革製品の修理屋さんに見積もりを出してもらったら、チャックの取り替えで$70すると言われ、定価149ドルをたしか$120(1万2000円)くらいで購入したので、新しいものを購入したほうがいいと判断して買い替えることにしました。
ベルロイは使い勝手が良かったので、また全く同じ財布の色違いを買おうかなとおもってネットを見ているときに、たまたま「Tailfeather」というこれまたオーストラリアブランドのミニマリスト財布を見つけ、一目惚れして注文しました。
ミニマリストの革製品を作るTailfeatherというブランド
TailfeatherはSaiさんとNataliaさんというご夫婦が、ハンドメイドで作っている革製品のブランドだそうです。今回購入したのはFinchというモデルで$159。値段的にはベルロイとほとんど変わりません。
気に入った点
1. ミニマルで小さくて軽い
とにかく小さくて軽いです。薄さ1ミリのカンガルー革をつかい、極限まで無駄を省いたデザイン。財布というよりは定期券入れに近い感覚がします。お札を入れるところと、カードを入れるところが4箇所。カードは全部で12枚入るとサイトには書かれていますが、もともとカードもほとんど持たないので、クレジットカードと免許証など計4枚だけ入れています。
2. カンガルー革を使っている
ビクトリア州に住むご夫婦が一つ一つ手作りで、しかもオーストラリア特有の動物、カンガルーの革を使用しているというストーリーが大好きです。人に財布を見せた時、話題にもしやすい。オーストラリアに住んでいても、カンガルー革の財布って聞いたことないです。カンガルーのキンタマ袋を使った、小銭入れは昔お土産屋さんで見たことあるような気がします。
3. 普及率が低い
オーストラリア国内では、ベルロイは超有名ブランド。百貨店のデービッドジョーンズでも取り扱われてるし、その他のアパレル店でも簡単に手に入ります。みんなが知ってるブランドを持ちたい!というのであれば、それでも良いですが、私はマイナーであまり人が使っていない物が良いので、Tailfeatherの方が気に入っています。
4. オーストラリア製
日本では「メイドインジャパン」が信頼があるように、オーストラリアでは「メイドインオーストラリア」が信頼のおけるしっかりした商品だという認識がありあす。ちなみにベルロイは、オーストラリアのブランドですが、製造はメイドイン中国・インド・フィリピンだそうです。
5. 専用のレザーケアワックスがある
別売りですが、テイルフェザーのサイトから専用のレザーケアワックスを購入できます。私自身、レザーに関して詳しくないので、革製品を買うとき、いつもどのクリームとかクリーナー使ったらいいのか分からないんです。かと言って、Amazonとかグーグルのレビュー見ながら買っても、本当にそれがいいのか分からないですし。テイルフェザーのサイトで買えるワックスは、蜜蝋・シダーウッドオイル・牛脚油を混ぜたもの。牛脚油とは、牛のすねの骨から取れるオイルらしくて、そういう点もなんともオーストラリアらしい。
6. カードが落ちないデザイン
そもそもなぜBellroyのチャックタイプを使っていたかというと、その前に革の折りたたみ財布を使用していた時、財布を上下逆さまに持つと、カードがスルッと抜け落ちてしまっていたからです。TailfeatherのFinchは財布の構造上、折りたたんでしまえばカードが抜け落ちる心配がないのが気に行っています。
困った点
1. 小さすぎてよく落とす
12月に購入して、1ヶ月使用しましたが、すでに5回落としました。幸い、落とした時にたまたま後ろを歩いていた妻が気づいて拾ってくれたり、落ちる時に自分の足に当たって気づいたりして、紛失はしていません。ただ、妻には「こんな何回も落とすんだったら、その財布やめなさい。あなたお金ばら撒きながら歩いてるの?」「あなたは私がいつもそばにいてあげないとダメだ。(ニヤリ)」と言われています。
小さくて、薄くて、軽いため、ポケットに入れてても入ってる感覚が全くありません。その為、スマホをポケットから取り出す時に、一緒に財布が出てきて、気づかないうちにポロッと落ちてしまうんです。
2. 持ち物を減らしたいのに、結局手に持ってる
もともと持ち物を減らしたいから、小さなミニマリスト財布を買ったのですが、ポケットに入れていると、またいつか気づかぬうちに落としてしまいそうなので、結局いつも、「財布」「携帯」「鍵」の3点セットを素手で持ち歩いています。手を使わなければならず、どうしてもポケットに入れないといけない場合は、携帯は左ポケット、鍵は右ポケット、財布はお尻のポケットと、別々に入れるようにしています。
物自体は気に入っているので、あとは「落としてしまう問題」を解決できればよいのですが、、、。
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