オーストラリアで永住権の更新
オーストラリア在住22年のDrユースケです。
先ほど永住ビザを更新しました。オーストラリアの永住ビザは5年の有効期限があります。
永住権といっても、5年ごとに更新しなければいけません。オーストラリアから出る予定がなければ、ビザなしで住み続けることはできますが、一度出て国外から帰ってくる時に有効なビザが必要になります。
私のビザは来月まで有効で、8月に国外に出る予定があるので本日更新しました。サブクラス155(Resident return/居住者帰国)というビザになります。
更新の際、過去5年間に2年以上オーストラリアで過ごしたことが条件になり、オーストラリア滞在期間が2年以下の場合は特例を認めてもらうための書類を出さなくてないけなくなり、手続きが面倒になるそうです。
私は、今回ちょうどコロナも重なり5年間まるまるオーストラリアに居たので、ネットで申請して、ものの2、3分で永住ビザが発給されました。
申請料はカード手数料を含めて471ドル。およそ4万7千円。
年間一万弱。日本に帰って働きたいという気持ちは皆無なので、オーストラリア国籍(市民権)を取得してビザの心配せずにオーストラリアに住み続けるか考えものです。その場合、日本国籍は捨てなければいけないので、万が一「老後はやっぱり日本で暮らしたい」となった場合、日本のビザを取得しなくてはいけなくなります。
実際、私の周りには日本とオーストラリアのパスポートを両方持っていて、蓮舫議員のように二重国籍の人が何人かいます。
「オーストラリアのパスポートを取っても、それを日本側に報告しなければバレないよ!」と都市伝説的に多くの人が言っています。
ただ、日本でマイナンバーが普及して、就労状況、税金、銀行口座、健康保険、生活保護、パスポート、運転免許などが全て紐づけられされた場合、二重国籍なんかすぐにバレるはず。
オーストラリアはすでにこれらがもう何十年も前から紐づけられ、政府に個人情報を全て握られています。
例えば、オーストラリアでは子供手当や生活保護は、たしか2週間以上国外に出ると支給停止しますが、以前海外旅行をした際、特に報告もしていないのに、出国から2週間でキッチリと振込が停止したのに驚きました。
コロナの際も、一律給付金が発表されて1、2週間で政府に登録している口座に振り込まれました。
全てがデジタル管理され手続きが楽なのは良いですが、脱税や不正受給はかなり難しくなっています。そもそも脱税しようとすなよ!という話ですが、、、。
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