【バフェットは本を書かない】株主への手紙は書いている
このようにウォーレン・バフェットに関する本はたくさんあります。
しかし、これらの本はすべてバフェットとは別の人物が書いた本です。
(本業に注力するバフェットは本など書かないのです)
そのため、投資手法についての解説はあるのですが、どういった考え方からコカコーラやAppleといった企業に投資しているかは理解できません。
バフェット直筆の手紙(報告書)
バフェットは本は書かないですが、バークシャーハサウェイの株主向けに年1回手紙(報告書)を書いています。
この手紙はバフェット直筆であるだけあって、単に何を買ったかではなく、どういったスタンスで投資を決めているのかがよく分かります。
このバフェットの手紙はこの本でまとめられています。
今回はこの本から重要なポイントを少しご紹介したいと思います。
株券でなく会社を買う
バフェットからの手紙読み始めた。
— もち@統計と金融 (@yaromai_) December 28, 2023
やはりピーターリンチとはだいぶ違う。リンチはファンマネだから売却を前提するのに対して、バフェットは売らないことを前提にしている。
キャッシュフローがある限りは継続保有するし、株価で回収する考えがない
永遠に保有して、キャッシュフローで回収し切る。もしくはBPSの形で貯金しておく(こっちは間違ってるかも)というやり方。
— もち@統計と金融 (@yaromai_) December 28, 2023
バフェットの投資手法は「株券でなく会社を買う」この一言に尽きる。
普通、株式投資というと株を買って、値上がりしてから売ることによって売却益を得ることを目的としている。
対して、バフェットは売却益を得ることを目的としていません。
バフェットは買った会社が生み出すキャッシュが最大限になることを目的としています。(ルックスルー利益)
株式市場で売って現金化することは狙いません。
持ち続けて、会社の価値が増えるのを眺めるといった感じでしょうか。
株価を気にすることなく、会社の価値のみに注目し続けてきたのがバフェットの成功の秘訣に思えます。
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