戦略「脳」を鍛える-BCG流 戦略発想の技術

勝てる戦略の構築に必要な頭の使い方、ならびにその結果として得られるユニークな視座をBCGでは「インサイト」という。これを身につける為の本。BCG日本の代表で事業戦略のプロ、御立尚資が書いている。

これまでの定石を踏まえて新たな戦いかたをつくりあげること。これで相手と差別化できる。インサイトは「スピード」を大切に次々と仮説をたてて実行し、人と異なった「レンズ」で新しさを生み出すことが大事。

スピード向上→パターン認識(状況把握において1から考えずに)、グラフ発想(データに基づくシュミレーションにおいて)、シャドーボクシング(アイデアの質を高めるためにアイデアに攻撃して穴がないか確かめる)

3つのレンズ→拡散(どこまで視野を広げられるか)、フォーカス(ユーザー視点でみる、影響力が強い層はどこか考えて、コスパの良いポイントを見つける)ひねり(あえて逆のことをしてみる、特異点を探す、アナロジーで考えて本質を見極める)ことが大切

とのこと。

うん。たしかに。とくにスピード向上の3つは東大入試の数学でずっと意識していたことだなって思った。今まで解いた問題を解法のストックとして当てはめつつも、問題そのものの数値、条件でシミュレーションして、解法に穴がないか最後に確かめてたよねって懐かしいなって思った。

3つのレンズはあんまり意識できてなかったから、これから何か新しいことを考えるときに積極的にこの観点で行動してみよう。

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