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やりたいことの発見・実現に最も重要な『感情のコントロール』について

皆さん、こんにちは!

前回の記事で、やりたいことを見つけるためには、「認知のクセ」と「記憶の蓄積」が大きく関わっており、即効的な改善が難しいことをお伝えしました。

もう少し突っ込んでお伝えすると、皆さんがやりたいこと見つけ、次々に実現できる様に変わるために、先ず身につける必要があるのは『感情のコントロール』なのです。

とはいえ、根拠が分からないと、今後お伝えする「感情のコントロール方法」も試して貰えないと思うので、

今回は『なぜ感情のコントロールが、皆さんのやりたいこと発見に大きく影響するのか?』について、脳科学をベースにお伝えしようと思います!




やりたいこと候補を「やりたいこと以外のもの」に変えてしまう


まず、前回の記事のおさらい。前提として、私たちの脳は何かを「経験」するとき、その時の「感情」をセットで記憶しています。

そして、やりたいことの候補を探す際、脳は経験していない未知の部分を過去の近しい「経験」から情報を補完し、全体像を把握しようとするのですが、

補完に使った経験情報とセットで保管されている『感情』が、
「めんどい」
「怖い」
「興味ない」
などのネガティブなものであった場合、

やりたいこと候補も同様に「めんどくさそうモノ」「自分にはできなそうモノ」「興味がわかないモノ」として認知されてしまうのです。

ここで重要なポイントは、このプロセスが、過去情報の蓄積によって“無意識”下に行われるため、簡単に変えることは難しいこと。

つまり、日々インプットする情報の捉え方(≒認知のクセ)を自分でコントロールし、ネガティブな感情で埋め尽くさないことが重要です。


やりたいことに出会える確率が変わる

認知のクセによって、実は「やりたいこと」に“出会える確率”が変わります。

関係するのは脳の3つの機能

●脳に入る情報のほとんどは捨てて、強度の高い信号(情報)を残す
●情報の強度は伴う感情によって変わる
●強度の高い情報を効率良く探すセンサー細胞を自動で作る

例えば、僕らの脳が外からの情報をインプットするとき、おおよそ脳の7割が視覚情報の処理に充てられるにも関わらず、認知できる情報は0.02%程と言われています。

つまり、情報のほとんどを脳が捨てている!ということなのですが、ここで重要になるのが、『何を基準に情報の取捨選択を行っているのか?』ということ。

情報の取捨選択は、「脳に入ってきたときの信号の強度」によって決まるのですが、この強度は
●頻度の高さ
●伴った感情 
などによって決まります。

つまり、

●プラスの感情で物事をとらえる認知のクセが強い
  → 自身にとって積極的にポジティブな情報を残す

●ネガティブな感情ので物事をとらえる癖が強い
  → 自身にとってネガティブな情報を残す


ただ、脳のスゴイところは、より効率的に情報を取得するために、過去強度の高かった情報に反応するセンサー細胞を、自分で作り出してしまうことです。

(妊娠が分かると、世の中にこんなに赤ちゃんがいたことに驚く現象は、効率的に赤ちゃんに関する情報を認知できる様になるから)

そして更にスゴイのは、このセンサー細胞に反応した情報がネガティブだった場合、無意識が情報を積極的に捨てる(避ける)様になることです。

これにより、どんな感情で認知を行う癖があるかで、やりたいことを探す際、あなたが認知できる『情報の質や量』が変わってしまうのです。


実現力にも影響する

やりたいことの「発見」と「実現」はセットで考える必要があります。

なぜなら、実現力の無い人ほど、躓いたり上手くいかなくなると「これはやりたいことでは無かったのだ」とやりたいこと探しに戻ってしまうから。

だた、私が起業支援の経験の中で得た重要な気づきは、『実現力』がその人の「学力」や「能力」では決まらいという点です。

実現力に大きく影響するのは、

●上手くいかないときに、挫折せずに続けられる「精神性」
●事前に決めた事業撤退の判断基準に達したときに、撤退を実行できる「胆力」
(ほとんどの人が、ズルズル続けて損失をふくらまし続け、他の事業に資本を補填できなくなる)

そして、この2つは「感情のコントロール力」によって決まるといっても過言ではないのです。


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