クソでか環状線

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ない時間、ある時間

彼氏から返信がない。 …返信を待つ時間 返信を待つ時間って、自分の時間だと思ってた。 恋人ができて無くした『自分の時間』 好きなことができる…彼氏ができる前のように…好きなことを好きな時にできる時間だ。 両極端待ち時間は彼氏のための時間だし、好きなことをしていても、頭の中から彼氏の2文字が消えることもなくて。囚われている自分は不自由で惨め。 でも手放すこともできない。 子どもが欲しいから、恋愛や結婚は手段のつもりだった。でもこうして恋愛の段階で躓いてるのも事実で、いくら将

    • もういい/近所の奥さんとPMSについて

      新学期早々、近所に住んでいる奥さんが小学生の子どもにブチギレていた。 玄関口の手前で泣き叫ぶ子ども。 …宿題、間に合わなかったんだな… そういうこともあった。でも、こんな虐待まがいのひどい怒られ方はしたことなかった。 奥さんは普段は良い人だ。 犬の散歩であいさつを交わす程度とはいえ、温厚で物腰も柔らかい。犬に向かって声かけをしたり、旦那さんも温厚なのを見ていると、決して悪い人ではないのだとわかる。 それでも、時に近所一帯を怒号で震わせることもあるのだ。 私は俗にいう『PMS

      • 日常の中に季節を置いてくる

        仕事が終わり、帰路につく。ふと耳を澄ますとコオロギかスズムシなのか…そよそよと揺れるススキの擦れる音に重なって心地よい秋の調べが聞こえてくる。 「あぁー…もう秋だなぁ」気持ちよくなって、ふと空を見上げてみる。 すると、昨日まで大きな満月だった月が、半分ほどに欠けていた。 日記が続かないからnoteを毎日書くことが新たな目標だった。でも、続かない…気がつけば月が欠けてしまうように毎日は刹那的に過ぎていくのに、それをルーティンとして取り込むのはとても難しい。

        • 寝顔を見たいという癖に

          先に寝てしまうのはなぜなの 私はお風呂が長いから…「じゃあ待っとくね」と告げたが最後、私の寝顔を見るという一日に一夜限りの野望を遂げることなく朝を迎えてしまう。 お風呂から上がると、一人で横たわっても体がはみ出るくらいの狭いベッドの上で、壁に吸い寄せられているかのように一人分のスペースをあけたまま…器用に寝ている。 寝顔を見るのはいつも私で、じっと眺めていると、白目にを剥いているのに気付いて吹き出してしまう。 いつか逆転する日が来ると思うと少し恐ろしい。

        ない時間、ある時間

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        • 1本

        記事

          海の誘惑

          落ち込んだ時は、海に行く。 満月になると、夜の海には「光の道」が現れ、不気味な黒い海は、たちまち不思議の世界への入り口へ私を招き入れるよう。 不安と悲しみの現実から非現実への「誘惑」なのだ。

          海の誘惑

          友達のパートナー

          「…私だったら選ばないかな」 そう思う事が多いのは何故だろう。 一部、では浮気や不倫といった略奪行為も少なくはないだろうが、それは自分のパートナー=ステータスとし、パートナーの紹介をポケモンバトルか何かの延長線だと思い込んでる高尚な人々らの世界だけの話だろう。 あなたが異性なら、付き合っていたと思う私と、私の友達がよく口にした言葉だ。 (あくまで恋愛対象が異性の場合) それほど性の垣根を超え、人として愛せるような魅力的な友人であっても、その友人が選んだパートナーが魅力的と

          友達のパートナー