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刀剣乱舞無双感想:審神者は決意した、強くなりたいと

※刀剣乱舞無双(製品版)のストーリー、絆会話、豪華特典CDのネタバレを含みます。

※ネタバレても良い!という方だけ下にスクロールして読み進めてください。










刀剣乱舞無双ストーリー完走後のつぶやき。




そして、クソ長いふせったーをしたためるわし。

刀剣乱舞無双は刀剣乱舞夢想だったんだねって5章の序盤で気づいてからはもう怒涛のクソデカ感情です。泣きながらしたためるストーリーおよび、この無双コラボ企画全体へのクソデカ感情です。94000文字の肯定的な感想です。 #刀無双


Shiny Stellerをもうずっと聴いて震えている(((( ;∀;))))

空に輝く星が眩しくてしんどい。

最初に言っておく!!!!!これはネタバレです。

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最初に言わせてもらう!!!!!!!
俺は強くなりたい!!!!!

無双本丸の刀たちに、あんな決断をさせてしまうなんて!!!!!!
審神者を失った刀たちが最後に選んだのは、玉砕覚悟の強襲調査の完遂だと!??!?!?!?!
はぁ!?!?!?!俺の本丸の刀達にはぜtttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttったいにそんな決断はさせない!!!!!!!!

俺は強くなりたい!!!
刀達にあんな決断をさせなくてもいいようにする!!!!!!!!

面影ェ!!!!うちの本丸くる!?!?!??!?!!? 大太刀あんま育ってない本丸だから、すぐエース級に出陣させたげるよ!?!?!?!??!!?

CDを聴いた。

鯰尾「折れたんだよ、俺の目の前で・・・」

あかん。
ばみィか?粟田の他の兄弟たちか?あかん。

悲しみを背負いすぎていた!!!!!そんな、審神者が不在ということが、こんなにも大きな穴になるとは!!!

俺は刀剣乱舞オンラインを起動した!!!!!!

不在にしがちでゴメン!!!!!!!!!!!!!!!!!!お前たちを愛している!!!!!!俺はいつでもお前たちのことを思っている!!!!!!ログインできない日が続いても、いつもお前たちのことを考えている!!!!!!!!!!!!!!

****************

夢を見させてしまうほどに、長い長い時間不在にしている無双本丸の審神者に怒りさえ覚えますね。
わしは今怒りで震えていますよ。
なんだこの「全滅エンド」みたいな流れは。
これは審神者の中には賛否両論も出てくるのではないかと思った。

わしは原作の刀剣乱舞onlineの任務である「刀解」をいまだに出来ていないような審神者なので、情緒が大変なことになった。無理。

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ最終回付近で「この物語は新選組みたいなものなので、戦いの軌跡は美しいけれども、その華は美しく散るんです。」って考察が流布して、めちゃくちゃガンダムリアタイ勢が視聴をやめたり、最終回を見届けた人たちが「あんなキャラを死なせまくったガンダムはガンダム史の汚点」とまでdisり始めたあの頃のTwitterの炎を思い出した。それでも好きなんですけどね、鉄血は。

※あとで調べなおしましたが、考察というか、監督が明確に「新選組モチーフ」と言っていました。

刀剣乱舞無双の話に戻りますが

それまでのシナリオや絆会話については朗らかに見守ってきたんですね。


Pixivで見た!ていう、いつか花丸や活撃、ミュ、ステ、継承・・・を初めて浴びた時の「突然解像度が増した刀剣乱舞キャラクター達の日常」に対する原体験を、また無双本丸でさせてもらって、わしの創作意欲はぐぉんぐぉんと湧いてたんですよ。

面影に関してはもう完全に、己が地蔵行平という「複数の刀の逸話の集合体」的なものとして、顕現していて、それと皮一枚違うだけな、最推しである髭切のことを日々考察し、漫画を描いたり妄想してきてる創作オタク的な観点からして、面影の正体が明らかになっていけばいくほど、シナリオにハマっていっていたんですね。↓


伯仲の章

最初に山姥切ーズをお出しして、面影に山姥切国広という「写しの擬態」をさせることで、面影の能力を説明するだけでなく、面影の擬態を通して、それを見抜ける長義の「偽物くんのことを実はよく知っていて一番の理解者なんですよというキャラクターの本音」だとか「極前の山姥切国広が拗らせたままでも本科と信頼関係を築けて最高のバディだって気づける」だとか、今までちらちらっとしか描かれてこなくてまじでPixivとかで見るしかねえ感じだったものが、勝手に画面上で動きながらそのやりとりをしてるのを眺めるだけで最高で酔ってましたよね。

孤狼の章

光忠が政宗公の奇行を「あんなの僕の知ってる政宗公じゃない」って受け入れられなかった歯がゆさとか見てたら、まさにああいう思いをしながら日々刀剣男士くんたちは戦場にいっていて、それを数回の指先の作業でポンポオンと出陣させちまってるいつもの己の刀剣乱舞onlineでの軽々しさを、実感してしまいましたね。そしてそんな動揺するみっちゃんにとって伽羅ちゃんや鶴さんがどれだけ心の支えになって、頼もしい仲間なのかっていうのもPixivとかで見た!やつを見れてその伊達の感情の機微何気ない声かけとかがすげえ良すぎて、今すぐゲームを中断して伊達の漫画を描きてえな・・・となるほどでしたよね。

天命の章

へしと巴ちゃんは本当に主が大好きなんですよ。めちゃくちゃ張り合ってておもしれーよこいつら・・・そんでほんとこいつらみたいな「審神者が居なければどうにかなってしまいそうな」刀剣男士たちすらも、気丈に振舞っていたようだが、やっぱきっついですぞ・・・玉砕覚悟であることをわかった上で出陣する長谷部なんて、7年刀剣乱舞の様々なメディアミックス追って来たが、無双が一番きっつかったな。でもこれは多分無双の中の人の中にめちゃくちゃ長谷部が好きな人が居るに違いねえとも思ったっす。解像度がすげえもんな。後で書きますけど、面影って無双オリジナルっ子でありながら、無双というこの企画自体のメタファーだと思ってるから、その面影を段々受け入れていく長谷部、良かったよ。

惜別の章

雅な第二部隊、なんでこのメンバーなんよて最初こそ疑問を抱いたが、結果このメンバーでなければならなかったという納得感に今は居る。文をしたためる作戦とか斬新でオモロ―だったが、そういう斬新さも、日向君闇堕ちといういわゆる刀剣乱舞メディアミックスをやるからには美味しい展開も、その解決方法も、このメンバーが皆誰も受け入れる子たちだったからだ。

それはそうとわしはこの第二部隊では鯰尾をHP10%以下の超やべえ状況で日向戦を勝ち残った超感動体験をしたので、もうその己の「ここぞというシナリオでここぞのキャラでプレイ」っていう体験をできたことだけでもこのシナリオに対する充足感がすげえし、そのプレイムービーはちゃんとswitchに録画できたので、28日を過ぎたら何度でもこの話をこすりまくってやるんだよ。そしてやっぱり刀剣男士VS刀剣男士は、ずっと刀剣乱舞のゲームが出たらやってみたいと思っていたことだったので、余計、感動もひとしおなんだよォ・・・。

エッ!この状態からでも入れる保険があるんですかァ!? って感じですが、この状態で保険に入らずに時間遡行軍と蟲と人間を倒す鯰尾。↓


残影の章・最終章

5章はもういつ終わるんだろうか・・・と思ってたが、途中から6章に入ってたな、気付かんかったわ!

ずっとキナ臭かったこんのすけから強襲調査の本当の内容を知らされて、それを何となくわかってそれでも皆を連れて来た三日月宗近・・・・・・・・・・・・・・・やっぱ三日月宗近、どのメディアミックスになってもシンケンジャーのシンケンレッドをしてしまうんやなぁおめえは・・・一人で抱えるんじゃないですよ。抱えるというか、まあ、聡い鶴丸国永も何となしにわかるんでしょうが、平安ジジイ刀たちはどうしても「言わない」ですよ。言わなくてもわかってるよ、みたいなのが、三日月と鶴丸の良いところというか、わしもそこがこの二振りの好きなとこではあるんですが。そんな「言わない」三日月宗近と蜻蛉・村正が第一部隊を張っているの、めちゃくちゃ好きだったよ。何が好きかって、村正ァ!!!もうあの村正もだいぶ己という妖刀のいわれのある刀の本質をわかった上での余裕ですよ。やっぱ冗談を言える人ってのは心の余裕と愛嬌がある人なんですよ。少なくとも、村正の傍に蜻蛉さんが居ることは、確実に村正の心の余裕に直結していて(それは絆会話からもわかる)、この心の余裕ある村正ブラザーズが一緒に「言わない」し「何か考えながら何かやってる」三日月宗近を支えているバランスの良さ、天才か?と思ったね。でもこの村正たちが落ち着いていられてることの裏には、鯰尾の目の前で折れた刀たち「喪失」の残骸なんだと思うと、ああ、本当に良かった、と思ったね。

もののふたちの泡沫の夢を、面影くんの中の黒面影くんは叶えてしまうんですね。面影くんのビジュアルが発表された時から何となくインターネッツ上では「これは胡蝶の夢」のネタなんじゃねーか?とは言われていたし、ストーリーと特典CDを聴ききった今もそれはそうだなあと思う。

思うのだが、この「夢」ってのの中には、ちょっとコーエーテクモの、刀剣乱舞というクソデカコンテンツに対する謙虚さというか、自虐すら感じる。面影というキャラクターは無双のオリジナルっ子であるから、面影が「審神者に励起された刀剣男士」である三日月たちに「お前達は眩しい」「お前達は本当に強い」「尊敬する」みたいに言うことが、そのままコーエーが刀剣乱舞というコンテンツとそのファンにめちゃくちゃ気を遣っているのでは?と感じた。特に、今作での第一部隊隊長でもある三日月宗近は、今やもはや刀剣乱舞の「顔」的な存在であるから、CDでの「第一部隊の隊長になりたい」面影の夢の話は、この刀剣乱舞というクソデカコンテンツの中で一番を取りたいなあっていう願望かなとも。でもそれを「夢オチです」としてしまう・・・・・・・・・のか!?してしまわなくていい!!!夢オチにしなくていいんだ!!!!!!!!わしは知っている!!!!コーエーテクモゲームス進撃の巨人2のすばらしいオリジナルキャラクターの動かし方を知っているんだ!!!!!だからどうか、その夢を夢で終わらんといてほしい。2で面影を迎えにいかしてくれ・・・・・・。わしは本当に「進撃の巨人」→「進撃の巨人2」でのコーエーの本気のゲーム作り、原作のあの狂った(褒めてる)展開のモリモリ感を、よくあれだけ本格的な狩りゲーに落とし込んでくれたなと感動したんですよ。試遊会でコーエーの人にも言うたやけど。ソフマップなんばザウルスでその説はお世話に。2018.3.10の写真いまだに残してあります。感動し過ぎたので当時。↓

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やから、ですね・・・

刀剣乱舞無双は誰がどんなこと言おうが「最高傑作」だったと思います。刀剣乱舞始めてのコラボコンシューマーゲーム化。それはここで夢を見させてもらったひとりの審神者が「もっと強くなりてえ!」「刀剣乱舞onlineをもっとちゃんとやりてえ!」「面影を迎えに行きてえ!」「謙虚過ぎない!?コーエー!!!」て思ってる時点でもう十分すぎるくらい、感情を動かされていますから。一番すげえと思うのは、無双をやったのに、原作ゲームにログインせな、と思わせてきたことですけどね。それはきっともうこれにつきる。「ものづくりの、リスペクト」ですよ。色んな人も言ってますが、山姥切国広の殺陣とかが、刀ステのそれなんす。参考にしたんやね、って言えばそれでしまいなことでしょうが、やっぱりね~・・・わしも創作オタクであり、(業界はゲームではないが)メーカーに勤めるサラリーマンであるから、ものづくりの精神に感服しますね。無双コラボ企画はまじで6年越しに叶えられた夢なんよ。

わしも当時投票したから覚えてますよ、あの時の期待度といったら。プリキュア無双も見たいと思いましたけどね。(その後運命のプリキュアにハマることになるのですが、それはまた別の所で語ります。)あの時に投票した審神者の中にはもう刀剣乱舞を離れてしまった人や、あの時はまだ刀剣乱舞を知らんかった人もおるやろう。やから6年も前の層の期待を、今更叶えるのに、どんだけ予算が出るのよ。その企画、こけへん確証はあんのかよ。6年も前のアンケートやぞ・・・てなるんよ。わしもものを作るメーカーの勤め人やから、もし市場調査6年前のデータを元に新商品すすめますって言われたら「あほかいな」て言うわ!!!古すぎる!!!でも、そういうものづくりの挑戦やで、これは。刀剣乱舞無双てコーエーとルビパとΩフォースのトライフォース▲▲▲によりできた・・・・やないんよ。この無双コラボという企画が6年間倒れへんかったのも、殺陣に刀ステ要素があるのも、わりと新しめの日向君とかが実装されてることもそうなんやが、これは確実に「この6年で刀剣乱舞が広げてきた宇宙」の大きさよ。そんで、刀剣乱舞無双くんはその刀剣乱舞というクソデカコンテンツが広げてきた宇宙に輝くひとつひとつの星たちを線で結んで描かれた星座だよ。星々の輝きに気づかせてくれて、そこには気づけば壮大な宇宙が出来上がっていたのよ。

わしは今KING OF PRISM Shiny Seven Stars第8話「涼野ユウ アイアム ゼウス☆彡」で涼野ユウ君が今までの先輩たち一人ひとり(=スタァ達)が輝いてきて、手をつないで星座になっていく映像を描きながら歌う「Shiny Steller」を聴きながら、くっそ泣きながらこの文章を書いているわけですけど、つまりそういうことで。


これはモノを書いたり、描いたり、創ったりしてる人間が(作業自体は一人でやっていたとしても)やはりなにかこの世にモノを生み出してそれを発表する、残す、遊んでもらう、見てもらう、聞いてもらう、てするときには、壮大な宇宙が広がってて、自分もその星のひとつになれたらいいなあて思う「夢をみる」ていうことなんやと思います。

やからこの歌詞そのままそうなんですけど、面影くんが一人じゃないことに気づいて初めて「寂しい」という感情を知ってしまった、特典CDのクライマックスなんですけども

でもその喪失感も、きっと次につながるものやと信じて、わしはこれからも自分も描くし書くし遊ぶしクソデカ感情を抱きますよ、刀剣乱舞という宇宙旅行しますよ。

自分が観測できてないところにも星がいっぱいそらもう数え切れんくらい輝いてますからね。最近は刀ミュの心覚のDVDを観て「水心子めっちゃ良い・・・」て新たなる星を観測し始めたりしてますからね。星は見えてなくてもそこにあるんですよォ・・・。

見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ

金子みすゞですよォオ!!!(大声)

今まで特に水心子に執心してなかったので見えてなかっただけですけど、新々刀には新々刀の良さがありますからね。刀剣本体の来歴とかも調べてしまうタイプのオタクなのでそこはもう調べますからね。そんな感じでどんどん宇宙が広がっていくのが刀剣乱舞というクソデカコンテンツですね。ほんでそれはそのままこのコンテンツがずっと大事にしてる「各々の本丸がある」「各々の物語がある」ってことですね。それをこの刀剣乱舞無双は無双システムという枠の中で超うまいこと描いてくれたと思いますよ。戦国武将たちがもしもこうだったら、ああだったら、あの時こうしていれば・・・という物語の「しろ」を描けて、そこに感情を乗せていける刀剣乱舞二次創作の一番美味しいところですよ。ほんで、面影の「複数の逸話がある」というキャラクターのアイデンティティーのぶれもそのままシナリオに組み込めるという面白さも。日々わし自身が源氏兄弟に思い描いている逸話の不安定さとか、でもそれを補強する「仲間」なり「相棒」との関係性に、特撮五人戦隊や仮面ライダーのような熱量も感じられるし、描くことができる刀剣乱舞の強さですよ。

刀剣乱舞”夢想” 愛した。

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プレイ日記的な振り返り

まず刀剣乱舞無双の発売が決定したとき、わしは本当は鬼滅の刃ヒノカミ血風譚・ポケモンレジェンズアルセウスをやるつもりで己のゲーム計画を立てていたのですが、刀剣乱舞無双が出ます!って発表された瞬間にすべての計画がリセットされて「刀剣乱舞無双のためになんとしても時間をつくる」と決めたのでした。

コロナ禍の生活の中で、家で配信を観る機会も多いという事で、既に家にはプロジェクターと音響があったので、その環境で刀剣乱舞無双をプレイできるように様々準備したのでした。

①プレイ環境(プロジェクターなどご紹介)

プロジェクターはこれ↓

音響はこれ↓

音漏れ軽減対策はこれ↓

それでこのクソデカスクリーンでプレイし始める訳です。大正解でした。

そう、方向音痴なので。これが後々ヤバいことになります。

②強化しましょう

とにかくシナリオが面白かったのでずんずん進みます。進むことしか考えていなかったのでろくに強化をせずに1章を終えようとしていました。気づくと長義が毎回脱ぎ脱ぎするセクシーサンキュー状態でした。

③鶴さんヤバない?例のシーン

これはそのまま「鶴さんヤバなかったですか?」て鶴丸クラスタに聞きまわりたいやつです。

わしは2020年から急に鶴丸に目覚め始めて2021年からは「鶴丸がきれいに見える」病気に罹患し続けております。そんな状態のわしに、シナリオの中で突然ヤバい顔をされてしまったので「!?!?!??!??!?!?!??!?!!!!!!!」ってなりましたね。

それはここではお見せできないので、観てください。


プレイ済みの方は 物語鑑賞>孤狼の章 上から23個目「驚きだろう?」を観てください。

つら。

今見たらまた辛くなった。(ネギおじの精神にダイレクトアタック)

このあたりの、伊達と面影が絡み始めた部分、伊達の関係性が深堀されながら進んでいくストーリーが、それまでPixivで見た!と思ってきたぼやぼやした視界がくっきりと目の前のムービーで描かれていくので、わしはたいそう感動したわけです。それで、このめちゃくちゃ伊達の関係性を眺める視界が開けた今に、己の手で漫画を描きたいという思いが生まれてしまいましたね。それほどまでに、長年の刀剣乱舞オタクの感情が揺り動かされましたよ。

そうですね、実際クソデカ感情note書いてますね。

そうなんですよ。実際。ゲームしまくると思ってたら、シナリオに引き込まれて面影クソデカ感情で泣きながら絵描いてたんですよ・・・。

2章終わった時はもうこのままペンタブに持ち替えた方がいいんじゃね?ってなりましたけどね、ゲームしました。偉い。

④死なんけど迷うという難しさ

そこそこレベルアップしたり強化したりしてたら死ぬことはないのだと思いますが、めっちゃ焦ったのは「迷子」問題でしたね。

進撃の巨人の時も「マップに泣かされる」ということが多々あったのですが、今回はなんと「マップに無い道を探す」という、方向音痴が死んでしまうミッションが課されてましたからね。

わしを誰やと思ってるんや・・・教習所で指摘受けたほどの方向音痴やぞ!!!て一人でブツブツ怒りながら探索パートしてましたよ。クリア後もやってますが、探索パートは再プレイしてません。無理すぎて。無理。アカン。こんのすけも助けてくれへん。死。(鬱)

⑤打刀ダイスキー

体験版をした時から「打刀が一番自分スタイルっぽい」と思ってました。

GODEATERという狩りゲーで武器縛りプレイをしていたことあるのですが、その時から自分のプレイスタイルは重さより軽さが合ってそうやなあと思ってたので、打ち刀か脇差やと思いました。(性格はゴリラなので短刀だと間合いうまく取れずリスキーやろうなとも)

嫌味言いながらもちゃんと動いてくれる長義が素晴らしかったですよ。

⑥源氏兄弟を思い出す瞬間

面影の正体とかがわかって来た時に、瞬間瞬間で、己の古巣である源氏兄弟を思い出しておりました。

源氏兄弟に関するわしのクソデカき感情はこちらのnoteです。↓

面影が「複数の逸話を持って顕現した」というところ、そのまま源氏兄弟であるなあと思い出してました。源氏兄弟も「髭切」と言われる刀、「膝丸」と言われる刀、それらとクッソ似た来歴で「名前違うけどどう考えても髭切、膝丸っぽい」刀とか、色々居て、日本全国各地にモノも存在する、それが源氏兄弟です。面影が複数の逸話を持って顕現し、その中のひとつを負った”自分の一部”が、先の強襲調査中に居なくなってしまった、という状態なことが、なんだか自分の中での源氏兄弟創作観に似てるなあと思ってしまいました。

髭切が物忘れ多そうな感じなのは複数の逸話を持って顕現しているからだ・・・弟の名前も、弟自身も存在が不確定要素が多いからだろう・・・もはや髭切にまつわる逸話の中に、髭切自身だけでなく、膝丸も童子切も鬼丸国綱も鶴丸も天光丸も小烏もたくさんの他の刀の逸話も入ってそうだ・・・とか考えちゃってるので。

刀剣乱舞の面白いところは、刀の物語性(おとぎ)と刀本体(モノ)の二面性のある構造である、そしてモノとしての刀本体にも武器性と芸術品性という二面性がある、とか、既に多面的である刀の見方を、そのままキャラクターの多面性に落として創作の幅が広げさせられることだと思います。

なので、今回無双で面影のキャラクター性を見るためにも、一番最初に山姥切国広と長義という「写し」の関係性を出してきて、刀剣男士はこういう同位体の存在もあるんですよと見せてから、光忠と政宗公や、日向君の一件での「刀だから持ち主との思い出もあるんだよ」ってのとか、伊達家という同じ持ち主の所に居た物語性があるから鶴さんと伽羅ちゃんっていう顔なじみの距離感も刀剣男士独特だよ、って見せてからの、芸術品の側面もあるっていうのを細部まで作りこまれたCGで刃紋まで再現してみせる匠の業ですね・・・・もうこれは劇的ビフォーアフターの音楽が流れてまうやーつです。泣いちゃうわこんなん・・・。刀剣男士ならではのキャラクターづくり、見せ方、ってのを相当わかってらっしゃる人が、このゲーム作りに参加されたのだなあと感動してました。自分も自分の創作や刀の自由研究で「まず刀剣男士をどのように見よかな」ってところで、どうしても多面性を外せないなと思ったもんですから。そこ無視して顔が良いから!!!ってだけでもいいんです。この企画の超絶権力者が好きな刀剣男士出せば。それでもゲーム作りは進むだろう。でも無双のこの部隊編成、なぜこの15振だったのか?には、顔採用やら操作の幅増やすための刀種選定だけではない(もちろんそれらもゲーム作りに大事と思います)、刀剣男士という存在はどういうもの?刀剣男士ならではのキャラ作りとは?ってのが超伝わってきたってわけですね。ものづくりのリスペクトを感じざるを得ないィ・・・納期とコスト優先で日々いろいろ削らされてるわしみたいなエンジニアは、むしろうらやましいとすら思ってしまうほどの、素晴らしい刀剣男士の布陣だったと思ったんすよ。まあ欲を言えば、己の最推しである膝丸出てほしかったナーと思わないことも無いのですが、でもこの15振であるからこそ、このゲームで初めて刀剣乱舞に触れた人にも、刀剣乱舞をずっと追っかけてきててクソデカき感情を抱いてきたわしみたいなオタクにも、スッ・・・と入ってくる作りやなぁて思います。

⑦打ち上げとけばええんちゃうか

タコピーの原罪じゃないですよフハハ。毎週タコピー感想もクソ長いので、また後日まとめますが、わしのプレイスタイルはゴリラなのですが、ゴリラもゴリラなりに型みたいなのを考えてましたよ。

先にも述べた通り、ろくに強化をせずに「レベルこそパワー」な悪い精神状態で進んでいましたので、だんだん苦しくなってきてしまうんですよ。

でもダァ―イジョーブッ☆(CV.神浜コウジ@KING OF PRISM)なんす。打ち上げとけば大体大丈夫です。刀剣乱舞無双はいわゆる「スタミナ」というパラメータがない分「防御行動をとれない」&「ジャンプもできない」のですが、逆に「ボタン押すわしらの指が死なない」&「敵に当たらない」&「刀剣男士が行動不能にならない」限りは攻撃し続けることができるのですわ・・・すげえじゃん・・・やりたい放題じゃん・・・。

なので、打ち上げとけば良いという結論に至ります。操作性の面白さは置いといて・・・敵が伏せっても打ち上げは入ります。大ボスの浮いてるやつとかも打ち上げが実質ジャンプなので入ります(雀の涙程度ですが)。方向音痴野郎には大技で1発大ダメージを確実に敵に当てるよりも、確実に打ち上げて入ることを繰り返す方が合ってる、となり、打ち上げだけでクリアする回もあったような気がします。単調過ぎて面白くないので終盤やめましたがね!!!!!

⑧雅の仮面を被ったゴリラ

もう段々「はやく!!!はやくシナリオ進めたい!!!ふおおお」ってなってたので、4章雅部隊は全く雅の様相を見せませんでしたよ。

カメラの解除方法がわからないままに3章に来てました。何やってんだお前ー!!もはや画面中央ではなく、右上のマップの方を見ながら道を進んでいましたね。良かったね、敵がカカシ(突っ立ってるだけ、攻撃してこない)で・・・。

教訓:チュートリアル 大事

⑨こんちゃん不信症候群

ブツブツ言ってました。4章入ったあたりでしょうか。長谷部がイライラするほど、わしもイライラ。山口勝平は悪くない。

でもそれは、それほどに自分がシナリオにのめり込んでいるという証拠でもありました。

いや、電話すな。

この頃からですね、既に自分が「面影クゥンに心を囚われ始めている」ところに気づき始めております。

⑩速いらしい長谷部

面影クゥンに囚われ始めた短絡的なわしは、それまで打刀(ときどき脇差)使いだったくせに、急にここで面影クゥンを使い始めるんですが、なんか調査失敗してしまうのです・・・。迷子になったせいで。死なないのだが、時間オーバーになる。 アッー\(*^p^*)/

実は刀鍛冶大橋悠史さんのツイートで知りましたが、長谷部は実際速いらしいす。刀剣乱舞ONLINEでの長谷部の特徴も活かしてくれてありがとう・・・ありがとうコーエーテクモゲームス・・・。

⑪Pixivで見た!だけでなく描いた・・・まで出た

本編のストーリーもさながら、絆会話も素晴らしく・・・どんどん「刀剣男士たちの日常」への解像度が上がっていく原体験をしていくのですが、とうとう自分が過去に描いたようなセリフまで出てきてしまったので、二つの意味で鶴サァンに驚かされてしまいましたぞ?!こいつぁ驚きだ・・・!

今この漫画は下げてしまってるので貼り直しますが↓

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こういう原体験までもが、刀剣乱舞コンシューマーゲーム化の福音か・・・・と天を仰ぎ見てしまいますね。創作オタク、情緒がどうにかなる。

⑫タイトル回収

やっと言えるようになったんですけど、このツイートをした時に「絶対に後日クソデカ感情noteを書くときにこの時の感動を忘れずに書いておきてえ・・・」と思いました。

夢の物語、つまり「夢想」なのですね・・・。あまりの感動で家族に「タイトル回収きたわこれ」と言ってしまいましたよ。言う先がなくて家の中でワーキャーしてましたよ。

「刀剣乱舞夢想なんだ・・・」って頭になってから、改めて日向君のシナリオを思い出してエモい感情に襲われ始めたんですよ。

ていうか、鶴さんのあの顔の件も、何もかも。

「夢想」であるということを理解した上で、これまでたどってきたシナリオを振り返るとまた感情の大洪水でダムが決壊してしまいますね。

これ何回も言いますが、鶴丸国永に対する解像度が上がってるこの2022年のわしが、刀剣乱舞無双をプレイさせてもらえて、ほんと、このタイミングありがとう、なんす。刀ミュと、極の修行の手紙と、CPにハマって改めて調べた来歴や、フォロワーさんとの考察・・・刀剣乱舞無双アンケート1位をとったあの日からこれまでで、いろいろな「鶴丸国永の解釈に関する経験値」を積んで来たので、ストーリーや絆会話の情報から教授できる鶴丸国永クソデカ感情の閾値が下がってるんですよ。些細な言動・セリフ・しぐさからも、ダムが決壊してしまう。日向君にしろ鶴丸にしろ、パライソでの深堀り経験があったからこその、今泣いちゃうわこんなん・・・なんすねえ。歴史ですねこれは。オタクの歴史。

振り返ればしんどい。それが無双シナリオ。

⑬とにかく駆け抜けるオタク

とにかく、2月末がクソ忙しいことはわかりきっていたので1週間でストーリーは終えてやると心に決めておりましたね。豊前ニキも驚きの速さ、とまではいかないにしろ、社畜にしてはハイペースで進んでいたのではないかという自負ですね。かわりに私生活を捨ててたとこありますが、ありがとう理解のあるオット。

前述のとおり、強化をろくにしない&方向音痴であることにより、だんだんきつくなってきたので、もはや5章は三日月宗近無双をしていました。長年の勘により、最後はこうした方が良いだろうと。

それまで溜めて使っていなかった資材と金を、三日月宗近に全投入。強化を一気に進め、死なない装備を施し、攻撃力の面では蜻蛉切との絆をMAX&連携の書をもたせて双刀必殺を促すという作戦。

そして長年の勘から「このあと面影クゥンも大事になってくるかもしれん・・・」と思ったので面影にひたすら厨番をさせてじわじわ育てておいたわけですね。

三日月宗近無双作戦は功を奏して、5章~スタッフロールまではわりとサクサクと勧められたのでした。良かったね、勘。勘で生きてます。

⑭クソデカ感情の匂い

「フーム、においますねぇ・・・」

おしりたんていになりますわ・・・これはクライマックス直前の香りです。

もうほぼ核心に近いところに気づいている様子ですわこれは。

つまりは、面影が探していたのがもう一人の自分、龍騎でいうとミラーワールドの中の自分、エグゼイドで言うと永夢とパラド的な「お前は俺で、俺はお前」構造ですね。面影クゥン・・・。

面影のことは「来派」の「大太刀」としかわかってなかったのですが、ちょっと調べてみたところ一緒に生まれた「鉋丸」くんという刀が、北条高時に献上、面影はしばらく来国行のもとにあり、その後、高時の家臣である長崎為基のところにいってました。ワァ~鬼坊(鬼丸国綱のことです)と同じ主の元にいたのだね面影クゥン!後でもうちょっと調べます('ω')生まれた時に双子ちゃんやったんですねというところも、源氏兄弟みを感じて勝手に親近感を覚えます。

そして本当にたまたまなのですが、若干今描いてるネタも、この時ぼんやり気づき始めていた面影の秘密と似たネタだったので、創作オタクはアドレナリンがどばどば出ていましたね。でも漫画描かずにちゃんとゲーム進めました。えら。

⑮もはやゾーン的な状態

もはや「Pixivで見た!」「面影くんしんど!」「仮面ライダーじゃん!」といったストーリーやキャラ解釈に踊らされる自分を優先するあまり、ゲームの腕の方は無意識に操作しており、気づいたら戦闘が終わっている若干「ゾーン」的な状態に入ってしまっている感じでしたね。

体験版や一章の最初は「ZL押してから~」「強攻撃はこのボタンで~」とか色々考えてから指を動かしていたはずが・・・もうこの頃になると、気が付くと「あれ、今なにした???さっきから時計回りに回ってね???」と、思考よりも先に指が既に行動しており、気付くと敵は死んでおりましたね。戦闘に思考を割かなくて良い分、ストーリー展開の方に脳を働かせて楽しんでおりましたね。なんて都合の良い腕と脳なんだ・・・ッ!?

オタクはゲームもやりつつ、クソデカ感情も抱えつつ、しかしオタクなので「調べてえ!」となって、クソデカスクリーンの前に刀剣の図録などの資料まで置いて、いつでもすぐ調べられる体勢でやっておりました。

本体のことを知ると、なぜこのキャラは今こんなことを言ってるのかな・・・とかわかりますしね。この日本刀大全は完全に仕事帰りに衝動買いで本屋でふらっと見かけてかった図説本ですが、結構いろいろな種類が載って、無双刀くんたちのことを確認するのに丁度良いのです。そもそも刀剣乱舞に出てくる刀は名刀ばっかなので、大体この本に載ってます。誰が主だったか?とかも載ってて、すぐ読めるのが最高です。

⑯三日月ゴリ近無双

5章以降もうそんな感じで、若干ゾーンに入りつつ、しかし相変わらず探索パートは苦手でした。そしていつの間にやらまた強化するのを忘れてひたすら「はやく!はやくストーリーを進めなければ!!」と暴れていました。

ストーリー進めたいという焦りから、ここへきて調査失敗するということもありました。半泣きでした。感情は既にぐちゃぐちゃなので。

乱戦<<<<越えられない壁<<<<探索パート って感じでした。

これはコーエーテクモ進撃の巨人をやっていた時も同じでした。人類最強であるはずのリヴァイ兵長を迷子でタイムアウトさせて殺したのは俺です。(6年前の罪の告白)

⑰そしてスタッフロールへ・・・

そんな半泣き状態でもせっせと進め続けた結果、なんとかクリアすることができました。

もう日付変わっちまってました。

普通に翌日仕事あるんで、このあとはまあ感情を落ち着かせて寝た・・・はずですが

冒頭で述べた通り、このストーリー終わった、の後は「なんだこの全滅エンド的なものはーーー!!!!!!!!審神者はなにやってんだーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」と怒っておりました。

そして「強くならなきゃ・・・こんな風にしちゃだめだ。自分の本丸の刀剣男士を、こんな玉砕覚悟で魚雷の鉄にしちゃだめだ・・・」と思いました。

強くならなきゃ。


長くなりましたが、以上が刀剣乱舞無双「ノーマルエンド」のクソデカ感情となります。

実は既に「真エンド」の存在だけは知ってます。これから、今度は時間かけてゆっくり行ってきます。


強くなったから。ちょっとだけ。気持ちが。


「真エンド」見たらまた何か書くかな。いや、それはもう絵か漫画にしてしまえよ。

わしは創作オタクなんですね。ゲームしながら「描きたい」て何度思ったか。


鉄血のオルフェンズのエンディングが救いがなさすぎて賛否両論の嵐だったとき、わしは何をしたかというと、ひたすらガンプラを組み立てたんです。

それからももう7年か。新入社員だったもんなあわし。

ガンプラは、ずっと寝床の横にある、お墓です。見ればまた鮮明に思い出す、感情をぐちゃぐちゃにされて泣きながら組み立てたガンプラです。


作らなきゃ。この感情の形を。

刀剣乱舞無双クソデカ感情はきっと誰になんと言われようと、自分の感情の形として残さなきゃいけないものだなあ。そう思ってまずは、このnoteで吐き出させてもらいましたとさ。


明日から暴太郎戦隊ドンブラザーズ始まるなぁ・・・・・・・

「今、俺と目が合ったな!これでお前とも縁ができた!🍑👹👍」


面影よ、これでいいんだ。

お前はもうわしという創作ものづくり系オタク審神者と縁ができた刀剣男士なんだよォ!!!!!!