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数字に強くなりたくなった営業のnote.2

数字に強くなるということは、決算書が読めることだろう。
とりあえず、財務諸表を読む力を育てようと購入した書籍がこれ。

※Kindleは半額で購入できるので、Kindleがおすすめ。

初っぱなから「3000円で仕入れ、5000円で売れたが入金が再来月。入金まで手元に現金が残らない。困った」的な内容だったので
”おお、こういう感じね。とりあえず支払い条件も確認せずに相手と取引してしまうタイプの主人公か"と冷や水ぶっかけられる展開でしたが、まあ読みやすい。内容はその分薄そうだが。

支払い条件とは?

わざわざ改めて語ることではありませんが、ビジネスを初めて間もない方には知らないと非常に困るけど学生時代には教えてくれないことの一つかも。

ビジネス、特に日本の企業間取引は締日と支払日が存在する。
例えば4月に売れたモノの代金は4月末で集計し、まとめて5月末に支払う。みたいな。
これは末締め、末払いという条件ですね。

4月10日に10万円、4月20日に21万円売れたとすると
4月末に合計31万円という請求書を作成し、おおよそ5月5日頃までを目安に発送する。(最近はメールで送る場合も増えてきている)

そう、4月に売れたからすぐに現金が手に入るとは限りません。
飲食店や店舗などは日銭が入るため、締め支払日でも請求は当てはまらないです。んが、仕入れ先の業者さんに対しては逆に支払う立場として締め支払日が発生しますね。

とにかく企業間の取引においては、売上発生から売上金が入金されるまでタイムラグがある場合がほとんどです。ということ。

これに仕入れが絡むと1月に材料を仕入、2月に完成、4月に売れ、5月末に入金される。
仕入れから5ヶ月を要して銀行口座の預金残高が増えることになります。

これに手形での支払いが絡むとさらにややこしい。
今では少なくなっているので、今回は割愛。

仮に仕入れから入金まで5ヶ月かかるなら、その間の運転資金が必要。
あー毎月、月末が頭痛くなるわけです。

毎月の頭痛のタネを減らすべく、私が商売をするにあたり教わったこと。

仕入れと売上は同じ月にまとめろ。

単純な話、1月に仕入れたものは1月中に売り切り、2月末で入金されるスケジュールにしろということ。
売先の支払い条件と自身の会社の支払い条件を同じまたは、自身の会社を少し後ろにずらすことによって資金繰りが楽になります。

例えば、お客さんの支払い条件が"末締め末払い"の場合、自身の会社が仕入先に支払う条件を"末締め翌5日払い"にする。

そんなこと言われんでもわかってるわ?
文章だけではわかりづらいわ?

営業の基本は受注から集金まで。
これ、テストには出ません。実践で肌感覚を掴むべし。

ってこんな話、続くのか....

不安だ。

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