理念対立が無くなって起きること

コロナ以外のワクチンも今までの不活化のものから、コロナという事態に特例で認められたメッセンジャーRNAのものに変わると言う。不活化ワクチンは文字通りウイルスを不活化させるので開発に時間がかかる。メッセンジャーRNAは遺伝子配列を変えるだけなので開発にかかるコストは抑えられる。また、がん治療の技術開発を進められるので、製薬会社にはメリットが大きい。新自由主義の市場原理が行き着いた果てとも言える。

また、もう既に大多数の人に接種した実績があり、認可、推奨した国もメッセンジャーRNAの害を認めてしまうと賠償問題になってしまうので、国も担保する。本来、市場原理で発生する問題は国が対処しなければならないのだが、この問題については国も役に立たない。

社会主義国は国に依存して人に考えさせなくして大きな問題が膨らむという問題があったが、少なくとも、社会主義と資本主義の理念対立があった時は、今起きているような事態は起きづらかった。

社会主義国で起きていたことはその国だけに収まることが多いが、グローバル化した市場原理で起きることは世界レベルになる。

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