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母の特殊能力 #3

沖縄のある意味今深い言い伝えなど子どもの頃によく聞かされましたが、大人になると忘れたりしますね。ただ、そのストーリーをその場所で聞かされた時は未だ記憶の中に残っています。

みなさんはどうでしょうか?今回も【母の特殊能力】を見てくださりありがとうございます。

赤犬子宮

この話は二十代の頃バンド活動をしていた時のお話です。あの頃は『音楽で世界を変える』なんて大それたことは思ってはいなく、面白いし、仲間といて楽しい、なんといってもモテるためでもあったりと日々目まぐるしく動いていました。

そんなある日、あるコンテストの出演が決まり喜んだのを覚えています。メンバー達もモノにしたい気持ちも昂りながら練習に励みました。

そんな中、よく母から聞かされた『神一重の差』の話を思い出しました。

【紙一重と神一重】とは、互い競争相手など同じ実力で均衡しているときにする『神様への願い』願掛けですね、これが最後の一つ差になるよと言っていました。

練習にも自分達なりに頑張りましたが、コンテストで自分たちの実力を発揮できるようにと、母に頼み【神頼み】に行きました。

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読谷村にある音楽の神様、五穀豊穣の神でもある赤犬子『アカインコ』アカヌクー(方言)と呼ばれる場所です。

芸能関連をしている方なら有名な場所でもあります。例えば、三線や舞踊などの試験前に願掛けする人も見かけます。

赤犬子の名前の由来ですが、ここでは書きませんか、この場所で昇天したと言い伝えられています。

👇👇👇に詳しく書かれているのでそちらをご覧ください。

本題に戻りますが、コンテストでいい結果が得られるようにと願いをかけながら一安心しました。

数日経ち、東京のスタジオアルタと呼ばれる場所でコンテストが開かられました。

このスタジオアルタは平日は『笑っていいとも』と呼ばれるタモリさんの番組がおこなわれている場所です。

全国から選ばれたバンドがひしめく中自分たちの番がやってきました。

アルタスタジオに着いた時に、ここの土地の神様や、舞台の神様に案内(挨拶みたいなこと)をしたので緊張せずいつも通りのパフォーマンスができました。

そして結果はというと残念でした。

舞台の上で最優秀賞に輝くバンドマンを後ろから見ていだけど全力出せたので悔いはありませんでした。

すると、、、

審査員から特別賞があると言われました。

特別賞はそもそもなかったけど急遽作ったとの事です。審査員の中に『ゴダイゴ』という有名な方がいてその方からの提案でした。

緊張とバンドマン達の期待感という空気が包み込んだ中、バンド名が発表されました。なんと、自分たちバンドだったんです。正直震えました。

そして、特別賞の副賞として期待をするなか『アルタカレー1年分』でした。

コンテスト終わりにはゴダイゴのドラムの方が直接お話できる機会を設けてもらい激励をもらいました。

惜しくも最優秀賞は逃しましたが、いろんな意味で劇的な経験ができました。会場を後にする時は舞台の神様に『ありがとう』と伝え、土地の神にも感謝をあげました。

沖縄に帰ってきて母親に事の結果を伝えてました。母親は喜んでくれて、『赤犬子宮にありがとうを伝えにいってよ』と言われ改めてメンバーと共に感謝をあげに行きました。

紙一重の差を神一重と捉え、何事にも味方につける事が大切と改めて実体験したお話です。

赤犬子は大きな駐車場がなく脇に止める感じになると思います。近隣には住宅もありますので迷惑にならないように気をつけてください。

あとがき

土地の拝み相談や判断など連絡が寄せられます。母のスケジュール次第になりますが紹介できます。そこで質問が多いのはお金はいくらかかりますかという相談があります。判断料金として5000は頂いているそうです。時間はその時の内容にもよると思いますが1時間から2時間の時もあるそうです。

また、土地や屋敷の拝みの依頼が有れば時間の拘束にもよりますが2万円から3万円は頂くと言ってました。

私を通じて紹介することは可能ですが、沖縄に在住の方が移動に苦労しないので、沖縄在住の方のみとさせてもらいます。

メールアドレスを下記に貼り付けますのでそこからご連絡ください。

yuimaaruchannel@yahoo.co.jp です。

依頼がありましたらご連絡ください。







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