母の特殊能力 #2
たくさん方からの相談、拝み等の依頼がありましたので有料版から無料版へと変更して、読者の方にも見ていただけたらと思います。
沖縄特有の文化というか“奇抜”で理解し難い事もありますが、わからない人にはわからない世界です。
それでは私からみた母の特殊能力#2のエピソードに移りたいと思います。
ユタ歩き
これは私が当時25歳ぐらいで移動手段がなかった母のためにいわゆるアッシーになって御嶽を巡った体験です。
この当時、母親は自分の神(生まれ持った神、使命みたいなもの)にどうしたらいいのか迷走している時期がありました。
そこで誰かしらのつてで聞いたのか分かりませんが、60過ぎのユタの男性と共に御嶽巡りをすることになりました。私はその都度アッシーとなり様々な御嶽に行きました。
覚えているのは大里の城跡?(洞窟っぽい入り口)や世界遺産群の今帰仁城の脇の道を登った所など様々でした。
拝所ではチジ(能力みたいなもの)を開かす的な感じの拝みっぽい感じたど思います。母親がその場所の神に問いかけしながら何やらやっているのを、初老のユタの方は見ているだけの感じでした。
そして私はその光景をみながら終わる時間まで待っている、それだけです。
拝みの結果がどうなのかはよく分かってませんが、母親は行く場所での対話的なことをしていましたが様々な疑問があったりしました。それは初老のユタの方いわく、自分が拝んで事を動かすのではなく、母親が自分で考えてやってみたいな感じでした。
1回の拘束時間は3時間~5時間ぐらいで、3万円+昼、夜の食事付きの送迎付きでした。
それを数回やっていました。
『金がいくらあっても足りんわ・・・』正直な印象です。母親の悩み?は解決したんかなって思いました。
私はこの初老のユタの方は本当に能力あるのかなって思ったりしました。そして誰にも教えない家を特別に入れてあげるということで自分は玄関先まで母親は中に入って行きました。
ごめんなさい。クソ怪しい(笑)この方の所在はお教えできませんが、僕は疑問が残る印象でした。母親から家の様子を聞くとたくさんの神様が祀られていたと行っていました。
子どもの頃から母親の拝むスタイル(表現が難しい)を見てきているのでこの初老男性ユタのプレイスタイル(拝むところ)を一番見たかったです。
その後この方とは縁がきれて話題にすらあがらなくなりました。母親いわくいろんな場所を回って行ったが、すべてポイントが外れていたと言っていました。
母親が小学生の頃、お母さん(私のおばちゃん)とよくユタ歩きをしていたと行っていました。その頃もたくさんのお金と時間を使ったと言っています。
母親はよくこう言います。
『自分の”感が閃いて”大きな御嶽に行くのはいいかもしれないけど、本当は自分の足元が大事。ポイントをつかみきれてないことが多い』
ユタ歩きはひと昔前なら知っている方はいると思いますが、今はどうでしょうか?判断をとってもらのにもユタ半分医者半分という言葉があるのですべてを鵜呑みにしてはいけません。
自分で切り開く事が大前提だと思います。
ただ、何事も『紙一重』という言葉があるように“神”一重なのです。
次回は自分が体験した”神”一重をご紹介します。
【最後に】
最近では雑誌などで沖縄のパワースポット巡りなどありますが、なぜそこに行くのかを理解したほうがいいと思います。そしてそういった場所など見学に行く場合は土地の神や拝所には『あいさつ』(何の用で来たという事)をいれたほうがいいと僕は思います。そうすることで不自由なく過ごせると思います。
土地や事業の拝みの依頼もきていますが、母親の都合次第となりますのでよろしくおねがいします。