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音楽とアニメーション

小さい頃、よくトムとジェリーを見ていた。かの世界的なアニメーション。それを成長してからまた視聴するようになった。どうやら著作権が切れたとかでYouTubeで無料で観れるそう。

私がなぜトムとジェリーに惹かれるか、それは音楽とアニメーションの融合だった。驚き、悲しみ、叫び、笑い声、全速力ダッシュ…行動の一つ一つを音楽が表現してくれることで心情が聴覚からも汲み取れる。そして登場人物たちをより一層可愛らしく描いてくれる。


特に私が好きなのがこちらの「土曜の夜は(Saturday Evening Puss)」

このお話は、トムが仲間の猫たちを家に招いてジャズパーティー(?)を開き、それが煩くてジェリーが怒り両者が家の中で暴れ回るというストーリー。猫たちは各自楽器を演奏し音楽を楽しむという、なかなか高度な趣味を持っている。


先ほど述べたように「動きを音楽で表す」ことがトムとジェリーの魅力ではあるが、ここでは「音楽をアニメーションで表現」しているシーンがある。サムネイルの、ジェリーが煩い音楽に悩まされるシーンでは、体が変形(?)してしまう程トムたちが騒がしいという、聴覚からの情報を視覚で伝えている。そして絶え間なく体が変形し続けるジェリーがとても可愛くて、思わず笑ってしまうシーンでもある。




他にも音楽とアニメーションの融合、という点で素晴らしいお話は沢山あるので、是非多くの人にトムとジェリーを観てもらいたい。


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