マガジンのカバー画像

平山満著

11
運営しているクリエイター

#平山亨

当時の企画書(一部分)

当時の企画書は、企画者の手書き原稿を印刷会社に持ち込むと、鉄筆を持って待機していた印刷会社のスタッフが謄写版原紙を切りはじめます。いつも《急ぎで》という注文でしたから、僕もお手伝いで父の原稿を持ち込んだ事があります。受け渡し場所は、某喫茶店のマスターに渡す手段でした。

遺された資料の中に

心に雪の降る日がある
心に雨の降る日がある 

でも
心に太陽の輝く日もあるんだ
僕の身体は機械でも
心は人間とかわらない
(Kの詩より)

あのシーンを覚えていますか?

映画 シン仮面ライダーのネタバレを含みます。未見の方は回避してください。

シン仮面ライダーのシーン
ハチオーグとの闘いで仮面ライダーは、仮面を脱いで、このままでは殺してしまう。それだけは避けたい。と言った。
また、チョウオーグとの闘いでも、その計画を止めようとします。
敵を最初から殺すつもりなら、そんな行動には出ないはず。
その考えは、テレビ版の首領を倒す時のストーリーと同じでした。
以下転載

もっとみる

プロデューサーと主演俳優との絆(テスト送信)

幸運なことに、レントゲン撮影で曲がっていないことが分かり、無事に鉄の棒も除去することができました。平山さんは「なんで鉄の棒がまだ入っていることを言わなかったんだ」と怒って、そのあと私の思いを聞き、一緒に泣いてくれました。

FBI特命捜査官 滝和也 サイドストーリー(平山亨執筆原稿より)

滝和也とは、仮面ライダーシリーズ第11話ゲバコンドル篇で登場し1号ライダー本郷猛 2号ライダー一文字隼人のよきパートナーとしてショッカー、ゲルショッカーの最期まで 共に戦った米国FBIの特命捜査官だ。

彼の登場はシリーズとしては全く予想されていなかったもので、あのアクシデント、藤岡弘くんの骨折入院による出演不可能という最大のピンチを切り抜ける窮余の策として出演して貰ったのだ。主演俳優なしで映画を

もっとみる