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美しいお姫様と出会う。

相談室で障がいをお持ちの方の乳母役を仰せつかりました。SNSの画像でその姿をずっと見ていた方でした。

お会いした瞬間、「この人はお姫さまだ!」と直感しました。

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お姫さまの隣に腰掛けて、一緒にお菓子を食べたり、洋服の乱れを治したり乳母の役目を果たしました。

不意に立ち上がるときは、姫をお守りする騎士のように危険のないように立ち回りました。

お姫さまは黒目がちの大きな目、すけるような白い肌、黒く真っ過ぐ黒髪の乙女です。言葉は発しませんが、その瞳で世界を眺めています。

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私は、すべすべしたほっぺをツンツンしたくなる衝動に何度も駆られました。(最後の最後でぷにぷにしちゃいました)

白雪姫に出会った7人の小人や王子さまが、ひと目見て虜になるという気持ちが、よくわかりました。

姫さまが、ご家族から愛されて大切に育てられていることが伝わってきました。

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この日の姫と乳母の写真が送られてきました。

私はまるでお姫様に、因縁をつけている悪い魔法使いのようでした。カゴから毒りんごを出して食べさせる衝撃の瞬間だと笑いを誘いました。

確かにその時、ばかうけのコンポタ味を召し上がれと囁いていました。

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「私に何かあったら、お願いね。」

姫の母上は、私に何度も繰り返しました。

大丈夫です。何かあっても姫にはたくさんの乳母や騎士たちがいます。

みんなで全力でお護りします。

なんせ姫と皆んなは、今日こうして出会えたのです。

もう知らない者同士ではありません。だから姫は一人ではありません。

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当方、悪い魔女系の乳母ですが、これから先、まだ出会っていない王子様、お姫様と出会えることを願っています。

また遊びにきてね。


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