見出し画像

ケアする人を、誰がケアするのか。

当初、葛根湯を内服し様子をみていましたが、症状がキツくなったので、市販の麻黄湯に切り替えました。これが効果覿面で、発熱、倦怠感は軽減してきました。前回、息子がコロナに感染した時も受診はせずに、麻黄湯とロキソニンで乗り切りました。この組み合わせは私たちには効果がありました。

しかし咳止めがないので、相変わらずゴジラの叫び声のような咳をします。ガメラかギャオスかキングギドラかもしれません。腹筋を使う派手な咳です。咳が治まると今度はくしゃみです。自分でもやかましいです。

・・・

そんな中、息子のご飯を支度し、声かけをしますが、声が擦れてでません。風呂を用意しようとしても、テレビを見てるから嫌だと言います。「じゃあ番組が終わるまで横になるわ。」とこんな調子でした。

一足先に息子が回復してきました。歌ったり踊ったり、テレビを見たりとご機嫌です。そして私にちょっかいをかけてくるので閉口しました。事業所に相談し受け入れをOKしてくれたので、早々に勤務に出しました。

おかげで日中休養をとることにしました。とはいえ洗濯や掃除をしなければなりません。それでも息子が不在だと世話を焼くこともないので、気持ちも穏やかに過ごせました。私も回復しつつあるようです。

・・・

ところが息子が帰宅すると、鼻水とくしゃみが止まらなくなりました。息子が花粉を持ち込んだからでしょう。息子はご機嫌で本屋に行くといいます。復帰1日目なんだから大人しくしなさいと言いますが、行く気満々です。掠れた声でやりあう元気もないので、出かけるのを承諾しました。

息子が帰宅すると花粉の第2波です。途端に鼻水と頭痛がひどくなりました。治りかけの風邪に花粉症が合わさって、また寒気がしてきました。ロキソニンを服用して横になりました。体力が落ちています。それに夜は2時間おきに目が覚めるので睡眠不足です。

復活までもう少し時間が必要なようです。

・・・

それにしてもケアする人が病気になったら、誰がケアしてくれるのでしょうか。

誰もケアしてはくれないよ。

だって一人暮らしと同じですもん。誰もいない。

今回息子のケアをしながら、自分をケアするのは思うより骨が折れることを経験しました。だからこれまで以上に備蓄に努めようと思います。

そんな私です、回復に時間がかかるはずです。

ああしんど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?