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息子くんとスマホ

知的障害者である息子も20代半ばになりました。いつか来るお別れに向けて、お金の管理の練習をしています。訓練としてB型作業所の少ない工賃を自分の収入としてお小遣い帳をつける練習をしています。

家庭では息子の支出をノートに記録し管理しています。彼が希望する外出、例えば旅行やサッカー観戦など息子が希望する外出や息子の身の回りの品を購入した時の支出を記録しています。そして同居していて切り分けにくい食費や雑費は私の家計簿に記載しています。

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さて長らく先送りしてきたスマホの購入について、そろそろ考えていこうと思い立ちました。息子は自宅のWi-Fiで私のお古のスマホやタブレットを使用して遊んでいます。基本外出時は使えないようにしています。

発語がないので、緊急時のためにスマホでやり取りができたらいいと練習してきましたが、コミュニケーションにこれらの機器を使ってはくれません。落とし物も多いので高価なスマホを持たせることを禁じてきました。

しかしスマホ使い方を練習できるのは、私が生きている親いる間の今しかありません。ということで前向きに考えていこうと思います。私の契約でスマホを購入しますが、私が亡くなった場合、契約がややこしくなることは必至です。

さてどうしようか。これから諸先輩方からアドバイスをいただく、私なきあとの管理者になる可能性がある娘と話し合い検討していきたいと思います。

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実家の私物の始末も、曽祖父の調査のための資金作りの一環で大量の漫画本を処分することに決めました。既に娘を遺言執行者に選任した自筆遺言書も法務局に預けました。娘とは日々、将来のことについて話をしています。

息子のスマホ問題、次は成年後見人についてなど順番に片付けていきたいです。息子の未来図に関しては、事業所のスタッフ、支援計画担当者や友人にも日々話をしています。そろそろ成年後見人として託したい人物にも話をしていきたいと思います。

娘に関しては自立していますし、私の友人たちとも繋がっていてくれるので、相談できる年長者がいるので心配はしていません。まずは娘自身にことを考え、息子に関しては制度や支援を考えるように話をしています。まあなんとかなるでしょう。

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さてスマホに関する情報収集です。未来に向けて前進してましょう。


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