見出し画像

「京都・サムライツアー 」其の壱

息子が事業所の旅行で不在の週末です。私は京都・サムライツアーに出かけました。

・・・

まずは「侍タイムスリッパー」の映画鑑賞です。「カメラを止めるな」以来の低予算映画で話題の作品です。京都でロケをしているので、京都で映画を見ることにしました。案内人は京都人Aちゃんです。

この作品、ぶっちゃけ泣けました。最後の殺陣の迫力に魅了されました。映画好き、時代劇好き、なんといっても切られ役福本清三さんへのリスペクトも込められており、作り手の深い愛情を感じられる素晴らしい作品でした。

感動で胸がいっぱいの私に時代劇オンチのAが「泣きどころが分からない。どこで泣けるん❓教えてよ」としつこく聞いてくるのには閉口しました。一緒に行く相手を間違えたようです🤷

・・・

私は幼いころ祖母と時代劇をよく見ていました。当時5歳、私が初めて好きになった俳優さんは、中村梅之助の遠山の金さんです。大人になったら町娘の役で金さんに出たいと小さな野望を持っていました。再放送の再放送されることも無く、梅之助さまは亡くなりました。息子の中村梅雀さんの声がそっくりなので、寂しくはありません。

丁髷のヅラが似合う役者にはうるさいです。Aちゃんには気の毒ですが、暑苦しいぐらい時代劇愛を語りました。

それにしてもAちゃんは「私は住民ですから」と京都人であることを主張しますが、映画の時間も間違えてお昼ご飯は15分しかないし、ホテルへの道も3回ほど間違えました。ちょっと抜けています。夕食の場所も「ちゃんと調べて予習してたよ」と印刷したものを見せられましたが、日も暮れて見つけるまでに遭難しそうなので手近な店に引っ張り込みました。そして2人でまたお喋りして、スーパーとドラックストアで買い物をしました。

・・・

地元民Aと別れてホテルに入りました。メインイベントである夜の部のスタートです。私はこのために宿をとりました。

友だちBちゃんからの誕生日プレゼントを使用する日がやって来ました。バスセットです。

使用説明書のとおり少しぬるめのお湯に、15分ゆっくりとお湯に浸かりました。入浴剤はまったりとして心地よい香りがしました。プレゼントしてくれたBちゃんの心遣いのように優しいお湯に包まれました。Bちゃんありがとう。お湯に浸かりながら短編小説を1編読みました。

入浴後はパックをして、試供品の美容液をつけました。風呂上がりにビタミンCドリンクを飲み、デザートにスーパーで買いましたパインを頂きました。身体の内から外から思いっきりリフレッシュしました。

・・・

まったりと過ごしていると、知的障害の息子の事業所から写真が送信されてきました。数日前に行きたくないと泣いてた息子がカラオケで熱唱している画像でした。(息子は発語はありませんが、鼻息と息でカラオケを歌っています。)


息子も私も楽しい夜を過ごしてるようで何よりです。娘もご機嫌な時間を過ごしてくれていたらいいなぁと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!