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眼鏡男子すきすき詐欺

子供の頃、親から「嘘をついてはいけない」と言われたことはないだろうか。

または、「正直であることは偉い」とは言われていないだろうか。

私はある。

教師にも言われていた。

小学生のころ、手を挙げたはいいがなんて答えればいいかわからないという一幕があった。

「わかりません」

私は答えた。あ、終わったな……先生に怒られるに違いない。

当時ギリギリ体罰の文化が生きていたので、これは最悪の場合、痛みを伴うリスクがあった。

だが、先生は言った。

「正直で偉い!」

そっか、私は偉いのか。

それ以来、私はそんなことは関係なしに、話を盛る癖が生まれ、今日まで生きている。


そんな私は最近、「大嘘をつく」という大罪を犯している。

まず、こちらを見て欲しい。

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何の変哲もないTwitterプロフィールである。

その、ここ。

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そう、私は眼鏡男子好きを自称しているのだ。

基本的に嘘はついていない。

いわゆる「本命の推し」はフィッシャーズのダーマ。

基本的にダーマは眼鏡男子である。


正しくは、10%ぐらいの確率でコンタクトレンズで登場する眼鏡男子である。

まぁ、彼だけが好きならば「眼鏡男子好き」を騙るのも問題はないだろう。


だが!!!!!!!!!!

だが。最近私は2つのゲームのとあるキャラにハマっている。


2つともそれなりに有名な任天堂のゲームである。

そして問題の二人のキャラがこちら

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この二人こそが私の推しキャラ、ダンデとクロードである。

おわかりだろう。

眼鏡をかけていないことに

それどころか二人とも視力がめっちゃよさそうなのが特徴だ。

そして、「二人とも褐色肌じゃん!」とお思いだろう。

だが、私は褐色肌だから彼らが好きではないというのがポイントだ。

彼がダンデだから

彼がクロードだから

私は彼らが好きで推したいのだ。


しかし、実を言うと眼鏡男子もそうだった。

「結構な確率で眼鏡をかけているキャラが好きだな~」と思っていた。

思っていたので、ダーマを推しはじめていよいよ「よし、私は眼鏡男子フェチのようだ」と諦めてTwitterプロフィールという看板に「眼鏡男子が好きです」と騙るようになったのだ。

なのに、次に好きになったキャラクターが眼鏡をかけていない!!!

そもそも眼鏡をかけていない推しはちょいちょいいるのだが、なんか眼鏡男子は好きなのだ。

さまぁ~ず大竹とか。彼は眼鏡初老だが

ならば、プロフィールに書くのはこれが正しいのかもしれない。

「推しになることは稀ですが眼鏡男子が好きです」

………

長いし知りたくもない情報、却下。

っていうか、プロフィールに眼鏡男子が好きであることを明記するの、やめよっかな……。


あなたは正直に生きていますか?

私の「正直」にはいつも矛盾と葛藤があります。

―完―

眼鏡男子がそこそこ好きな人はこういうのやってます。



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