ガンダムSEED FREEDOMネタバレ感想
というわけで、早速の記事はこちら。只今話題沸騰公開中の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレ感想です。
とりあえず結論からいいますと、最高でした。私の求めていた新作SEEDはここにありました!!
20年という月日を乗り越えて、良くぞ作り上げてくださった。制作陣の皆様には心よりの感謝を申し上げます。
ファンとしてはニワカも良いところですが、そんな私でさえ大大大大満足な出来でした。未視聴の方は直ぐに映画館に足を運ぶんだ!
福田監督の「SEEDを一番好きなのは僕」の発言通り、愛に溢れた作品です。是非とも!!
では、ちょっと間を開けてネタバレ感想です。全力で内容に触れますからね!? 未視聴ならスクロールしないでくださいね!
私が新作SEEDに求めていたのは1つ。キラとラクスにどうかハッピーエンドを。これだけです。
好きなんですよね、キララク。けれどDESTINYの終わりでも明確なキララクって無かったじゃないですか。ずーっとラクスからの極太スキスキ矢印は届いていましたが、キラからの確たる想いの発露はそんなに無かったと記憶しています。
大事だけど愛する女性というよりか、寄り添ってくれる大切なヒトというか……。
そこをどう新作で表現されるのか、それが楽しみで仕方ありませんでした。
・序盤
争い止まぬ世界に追い詰められているキラと、そんなキラを支えるために己の出来ることを邁進するラクス。
特にキラはアレですよね、SEED初期を彷彿とするような「何もかも自分が背負って解決しなきゃ」という使命感に取り殺されそうになってますよね。ディスティニープランを否定する時に罪を背負うって覚悟決めちゃいましたからね……。
平和に暮らせる世界を守るために戦うキラのため、ラクスも機構の代表として奔走しています。ですが、こちらは序盤からキラを想う気持ち全開。青いトリィ(ブルー)やハロと共にキラとラクスの自宅(一緒に住んでるぅー!)で、久々のキラとの時間を心待ちに料理する姿。最高です。俺もラクスの手料理食べ(ry
ごほんごほん。まぁ、それも使命感に取り憑かれたキラさんのお仕事優先で日の目を見ないのですが……。キラを待ってソファで寝落ちしちゃうラクス。彼女にそっと毛布をかけて髪を整えてあげるキラ。入れ違いに起きてデスクで寝落ちしちゃうキラに毛布を掛けてあげるラクス……。こう、すれ違ってしまうけど互いに想い合っている描写がとても良かったです。
次の日にはバイクでタンデムツーリングしているんですけどね! 俺もラクスを乗せてツーリング(ry
(凄い関係ないけど乗ってるバイクがどう見てもHONDAのゴールドウィングでした。お家にはHAWK11もあったよ! コズミック・イラでもバイクの王者はHONDA!←)
そこのお花見描写でもまだまだ二人が完全なゴールインしていないところが見て取れます。成すべきことを成していない(二人にとっては)し、そんな心を交わしている時間的余裕も無いでしょうしね……。
アニメ放映が終わった時に感じた、これからのキララクはお互い深いところに踏み込めない平行線の関係でいそう……なんて悲しい想像の二人が実現してしまっていました。
・中盤
そんな二人に試練が訪れます。催眠NTR野郎オルフェくんの登場です(言い方)。事前情報からどう考えても怪しい組織『ファウンデーション』との邂逅から、どう考えても怪しい描写のジツでラクスを籠絡しようとするオルフェ。その二人の現場を見て曇るキラ。強い心で催眠に抗うラクスと、ウスイホンのようなソワソワ展開に私の心はキラと同じように曇ります。キラの悲しい姿を見るのは本当に辛い……。
ちなみにここら辺で(あれ? なんかキラとラクスの関係にかなりフォーカスするな……。もしや本当に二人の関係に進展が……?)なんて思ってました。
心の曇らせに留まらず、ファウンデーションとのブルーコスモス撃滅共同作戦では敵の精神操作によって暴走させられてしまい、孤立したところをフルボッコ。新機体のライジングフリーダムさんはなんとここで撃墜。
おい! ラクスは「キラを止めて」って言ってただろ!? 撃墜しろだなんて言ってないだろがァ!!
その裏ではラクスが攫われてしまいますし。ラクスに同行を決断させたように仕向けていますが、核ミサイルが向かってきているんですから同行するしかないですよね。自分たちの目標のために自国を核で焼くファウンデーションのイカレっぷりにさすがコズミック・イラだなと←
辛くも救出されたけど、機体はもちろん不沈艦とまで言われたアークエンジェルを失い、ラクスにまで裏切られたと心折れてしまうキラ。今まで頑張ってきたのに何もならない、どうしようもないって諦めの境地とやさぐれっぷりに胸が詰まりますが……アスランの友情パンチで解決!(
「みんなが弱いから!」ってついに決壊してしまったキラに、真っ向から向き合うアスランのキラへの想いの深さに感動しました。
ボコボコに殴られてやっと弱さを面に出せたキラの「ラクスに会いたい」って呟くシーンが1番この映画で好きかもしれません。ついに、ついに言えたじゃねぇか……。
(始まるぞ、この流れなら間違いない。俺が見たくてみたくて夢に見たキララクが紡がれるんだ……! 頼むぞ!)
って内心めっちゃテンション上がりました。
・終盤
さぁ、反撃の開始です。ここまで結構なフラストレーションが溜まっていますからね。いかにスカッとさせてくれるか期待が高まるところですが、そこは期待を裏切らない我らがオーブ。例のごとくヤっていました機体の秘密保持←
ミレニアムにも合流して母艦も万全、いざラクスを救いに宇宙へ!
ここからは本当に胸踊る展開のオンパレードでした。重厚な艦隊戦、新造艦ミレニアムの無双、過去の登場人物たちを冠した作戦、1度は敗れた強敵たちとの熱いバトル。SEEDやDESTINYでは苦悩しながら「それでも僕は!」って戦ってきましたが、今回は割とわかりやすい悪役を倒す展開ですから安心して見ていられました。
そしてキララク。ついに、ついに想いを伝えあったー!!
オルフェくんの精神操作にも、実はラクスもアコードでオルフェくんと番になるために生まれたとか衝撃の新事実にも、遺伝子レベルでの相性の良さにも、何もかも跳ね除けてキラへの想いを貫き通すラクスに乾杯!
背負ったアレヤコレヤに負けず、自分の純粋な想いを表に出して最愛の人に駆けつけたキラに乾杯! 見たかった、この二人のラブが見たかったんだー!!
最終決戦でのオルフェとのレスバで、自分の強さはなんだと問われて「ラクスの愛だー!」って叫んでしまうキラさん。100点。本当に最高だった。エンディングでの口づけもキャーってなったし()ほんとこの二人が幸せに結ばれたってことで大満足です。
そうそう、最終決戦と言えば新フリーダム、まさかのキララク二人乗り共同作業でしたね! もはやお祭りと言わんばかりの圧倒的スーパー無敵フリーダムな活躍も、ぶっ飛びすぎてて笑っちゃいました。もうあれです、二人が幸せならオッケーです。
最初にも言いましたが、私が見たかった幸せゴールインキララクを見れたので大満足でした。
キラ大好きワンコ・コミカル・シンとか、迷い無し最強・ハレンチ・アスラン、マリューさんの無敵艦長とか、素晴らしい描写のモビルスーツ戦、重厚な艦隊戦、まだまだ語り尽くせないSEEDFREEDOMの魅力がありますが、とりあえずキララクに焦点を絞った感想とさせていただきました。
他のことについては後日2回目見たときにでも書こうと思います。
いや、本当に大満足なSEED最新作でした。
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