泣いてるカープ女子にたかが四連敗したくらいで、と言う人に言いたい。

Twitterでブロックできたりミュート出来たりするから可能な限りカープ女子をにわかだとか真のファンはこうだとか言う人はそうするようにしてるので見ないように見ないようにしてるけどたくさん湧いて出てくるからしんどくなってきた。これらの「カープ女子はにわかだという批判する声」は私自身にも言われている気がして正直不快だ。私もにわかだし、逃げたから。審判に。

前々からこちらでも書いているように私は2011年の優勝争いをしてたヤクルトの試合を見てからのファンで、2012年に最下位になった時はテレビのリモコンを投げたり(投げるな)して家族を困らせたりしていた(リモコンは弁償した)。地味ヤクルトファンな父に、

「たまたまいい時に見てしまったから分からないと思うけどヤクルトっていうチームはこういうチームだから。15年に1回優勝すればいい方なんだ。」

と、言われて何かを察してから落ち着いた。それでペナントレースが終わって、日本シリーズを何となく見ていてTwitterを見たら「卍の敷田が第5戦で球審」という誰かの呟きを見てから審判に興味を持ってからの審判ファンになった。オフシーズンの間に各審判の名前と顔を頭に叩き込み、山崎元審判の本や平林審判指導員の本を読み、ある程度の知識を得てから2013年シーズン開幕を迎えた。それからというものは野球を観るのがすごく私自身、楽になった。まず審判に勝敗なんて関係ないし、ただ試合を裁いている姿を見れるだけでも楽しい。ヤクルトが負けても楽しいし勝ったら勝ったで2倍楽しい。その反面、怪しい判定があると12球団のファンからの批判を目にしてしまうのもあるけどまあ私関係ないし(笑)の精神で切り抜けてきた。

2015年にMBSのラジオの電話取材を受けた時に元阪神の亀山さんにも同じことを話したら「それはちょっと負け惜しみくさいな(笑)」と言われたがまあ正直話すと負け惜しみだと思う。でも「ヤクルトが負けた悔しい。」で終わるか「ヤクルトが負けた悔しい。でも村山さん(審判)見れたからいっか」で終われるかは私にとっては雲泥の差がある。ヤクルトが負けても明日も野球見ようとなる。審判に逃げたおかげで野球を、ヤクルトを嫌いにならずに済んだ。

世の中には確かに、あのヤクルトが96敗した時も辛抱強く応援し続ける人がいる。チームが何連敗しようが見守り続けた人もいる。それは並大抵の事じゃないしそこまで一つのチームに感情移入して見続けられるのはすごいことだと思う。そういう人たちにとってみたら四連敗したくらいで泣くだなんて、と苦笑してしまうのだろう。そこから不幸自慢みたいに「なになにの頃から見てるファンだけど~」「これだからにわかは~」「真のファンはこんなことでは~」と広島ファンを叩いて悦に浸る。あなた方がそう思うのは結構だけど、世の中全員が野球に人生捧げてるわけじゃない。負け試合見るのが嫌ならほかの趣味に走ってもいいし、野球そのものを見るのをやめてもいい。また強くなった頃に見たらいい。

野球はあくまでも娯楽なんだから楽しみ方を見つけたもの勝ちだと思う。趣味に「~くらいで~するとか」、「~してあげたのに」って他人に自分の価値観を押し付けられるのは本当に腹が立つ。何様なんだ、滅びろデーモン!ってなる。自分は自分で人は人。あくまでもそんな当たり前なことを忘れないで欲しいと、私は泣いてるカープ女子を嘲笑う人に言いたい。

#プロ野球 #スポーツ #カープ女子 #野球

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