考えるきっかけを手渡す本と娯楽のための読書のギャップ
世の中には2種類の本がある世の中には2種類の本があると思う。あるいは本を書く動機は、大きく二つに分けられると言い換えても良い。
1.読者を楽しませるための本
2.著者の考えを広めるための本
厳密に考えれば、教科書や参考書、それからハウツー本のように「学ぶための本」も存在するだろう。しかしここでは、こうした本もあえて「2」に分類してしまおう。
なぜなら「2」は、書き手が持っている知識をシェアするための本、読者が学ぶための本だからだ。
一見しただけで1か2かが分かりやすい本