5月21日(火)の日記 スコアを上げたい

今日はミーティングが一つもなく、仕事が進んだ。

夜は池袋のジュンク堂書店で書籍『生きのびるための事務』トークイベントに参加。このようなトークイベントに参加することがほとんどないので緊張。9Fのイベントスペースへ。

原作の坂口恭平さん、漫画の道草晴子さん、編集者の方でのトーク。この本ができるまでの経緯や坂口さんが「事務」の考えに至るきっかけになった大学卒業後に付いた師との話などが面白い。坂口さんは想像通りにパワフル、道草さんは坂口さんの言葉でいう丸の内OL風で想像してた雰囲気とは違ったし、たくさんお話しされていた。ラストに坂口さんがアコギで三曲演奏。一曲目は即興で曲と歌を作っていたが凄かった。

イベント後、お二人のサイン会が始まるとのことで多くの人が待機していたが、なんとなく帰ることにした。帰り際にやっぱりサイン欲しかったなと後悔する。自分の人生振り返るとサイン会的なものに並ぶことができないのだけど、その理由が何なのか解明できない。恥ずかしいのか、イキリなのか、作品は好きだがクリエイターと距離を置いてたいのか。仕事では自分がやりたいと思ったことを行動に移せるようになっているのに、こういう時に自分の意思の行動をコントロールできないと、若い時と変わってないようでギクっとする。いや、意思は「サインもらわない」なので、その通り行動してるとも言えるのだが。この感覚、他の人にも伝わるものだろうか。

帰りに池袋のステーキ屋でご飯。カウンター席に通されると、目の前に「食べログ(たしか食べログ、別のレビューサイトだったかも)◯.◯を目指してスコアを上げたい」という主旨のメッセージと食べログサイトのQRコードが掲示してある。店員からメニューに掲載されているいくつかの肉の特徴の説明を丁寧にされる。結局、定番の肉を使ったステーキを注文。待っている間、水が飲みたかったが出てこなかった。テーブルに水の入ったポットがあるのだが。隣の客も水を飲んでない。出し忘れかなと思い、料理が提供された際に店員にリクエストしたら、カウンターに銀のタンブラーが置いてあるのでそれで飲んでとのこと。たしかにスパイスやソースが並んでる中に逆さまになったタンブラーがあった。肉の説明より水がセルフであることを教えて欲しかった。

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