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ウォーゲーム

パソコンオタクでゲーム好きの少年が、新作ゲーム会社をハッキングしようとして、ペンタゴンの防衛システム「ジョシュア」にアクセスしてしまう。ペンタゴンは、人間が核のボタンを押すのをためらうため、全権を「ジョシュア」に置き換えた直後だった。ゲームと信じて自分が住むシアトルへの攻撃を命令する少年。「ジョシュア」は人間の子どもとして育てられた人工知能で、現実とゲームの違いが理解できない。緊張は高まり、世界は第三次世界大戦の淵に立つ。少年は如何にして世界を救うのか?
#ウォーゲーム

はじめに

1983年公開の映画。
核戦争がかなりの現実感を持って語られていた時期で、本作品もそのような時代背景のもとで制作された。
レーザーディスクが発売されると速攻購入し、何度も観賞した作品

ウォーゲーム

作戦司令室に警報が鳴り響き、「敵襲、これは訓練ではない」のアナウンス。核ミサイルの発射ボタンは2名が同時に鍵を回さないと解除されないしくみ。そして・・・

これは訓練だったのだが、3割が鍵を回すのをためらうことが判明したため、人間は戦略コンピュータに置き換えられた。これが、幼児の頭脳から丹精込めて育て上げられた人工知能「ジョシュア」だった。

そのころ、シアトル在住の主人公の少年デビッドは、「新作ゲーム」発売の新聞広告を見て、新作ゲームのサイトをハッキングしていち早くゲームをプレイしようと試みる。

デビッド少年はハッキングが得意で、学校のコンピュータに侵入して成績を書き換えたり、航空会社のコンピュータに侵入して彼女と2名分の国際線チケットを予約したりしていた。

だが、目的のゲームを搭載しているコンピュータはガードが堅い。このガードを破るためにデビッドが様々な手段を駆使していくところは見どころがあり、侵入に成功したときは心の中で拍手喝采したものだった。

デビッドが侵入したコンピュータは、ゲーム会社のコンピュータではなく、「ジョシュア」だった。ジョシュアはゲーム感覚で現実の戦争を引き起こそうとする。そして・・・

あとは、スリリングな展開が次々と襲ってくるジェットコースタームービーとなる。

主人公のデビッドはITスキルに長けていて、国防総省との駆け引きでは、なるほどと感心させられる手法で次々と電脳装置の穴を突き、危機を回避していく。

デビッドは、どのようにしてジョシュアを説得するのか?
コンピュータに全権を委ねる危険性を観客に警告する作品とも言える

おわりに

デビッドのような機転の利く人間が大好物の私にとって、人工知能とエンターテイメントが兼ね備わった作品はたまらない。



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