たくさん歩く(宇和島城)#481
前回からの続きです。
夏の1コマ
きさいやロード
宇和島駅の裏にある自転車屋でレンタサイクル。
手続きがあまりに簡素で笑ってしまう。
ごく普通の町の自転車屋なんだなと。身分証明書もいらなかった。
逆に心配になるけど、いつまでも続けられるのかどうか気になります。
商店街を自転車で走る。きさいやは「来てください」の意味なんだって。
お祭りでも始まる?商店街の真ん中に屋台ができるとか珍しいな。
無料コインロッカー
自転車をこちらの裏手に停めます。
ロードバイクならあそこに停めるんだけどな。ママチャリですから。
こちらがお城への入口のようです。
コインロッカーが100円!しかも、返却されますだって!
旅人にとって神ですよ。神!しかもまぁまぁでかいから何でも入る。
しかし、城までの道のりはそこそこにありそうかな。
ずっと火事とかにあっていないから鬱蒼とした森になっています。
日陰ができてありがたい。
大きな石垣が現れました。
一生懸命、削ってキレイにした跡が残っています。
天守まではあとちょっと?!
城山郷土館
と思ったら無料で入れる城山郷土館があったので入ってみました。
宇和島城は江戸時代は伊達家のお城だったので、その歴史について説明する資料がありました。
小さい頃は中日新聞サンデー版にあった迷路をしょっちゅうやっていたなぁ。そのうちクロスワードの方が気になっていったけど。
天守
これ、昔はアトラクションとして動いてたのかな?モノレールですよねぇ。
築城の名手「藤堂高虎」が1601年に初めて築いた宇和島城。
その天守を伊達家が1666年頃に再建したものだそうです。
渋いお城だったのが、平和な時代のお城になっちゃったらしい。
3つある家紋はいずれも伊達家のもの。
一番下が一番古い源頼朝からもらった竪三引両紋。
二番目が竹に雀紋。上杉に養子に行った時に加わったらしい。
そして三番目が九曜紋。
伊達政宗が気に入って細川家に頼んで追加したらしい。
靴が干されます。殺菌効果ばっちり。
1階から2階への階段はこんな感じ。
平和な時代に作られたお城なので狭間や石落としなどがないらしい。
墨絵を描く人の作品らしいです。
三階への階段の方がちょっと急かな。
三階には屏風絵がありました。海城だった時の宇和島城っぽいですね。
まず眺めるのは東側。海が近いところを見たいですから。
天守前の広場の先には宇和海が広がっています。
特急の名前はここから取ってますね。
ブラタモリでも言ってたリアス海岸です。
続いて南側。
病院や高校があります。山の向こうは愛媛でもなかなか行けない方ですね。
鉄道ないしなぁ。
東側には鬼ヶ城山を含む鬼ヶ城連山があります。
1000m級の山々がそびえています。
北側はこんな感じ。松山ははるか向こうで見えないなぁ。
満足したので降ります。
井戸丸跡
天守のトイレは地割れが発生していて危険だそうで使用禁止でした。
宇和海をもっと眺めていたいですが、他も見たいですからね。
行きとは違う道で降ります。井戸の跡があるらしい。
水あるのかなと腕を精一杯伸ばして撮ってみた。
あるみたいです。
1822年に修理したことが刻まれている金石文。
土砂崩れにならないようにしている補強?
地震でこれが滑り落ちてきたら、下にいたら怖いな。
伊達博物館
ロッカーから荷物を受け取り、シロシタで宇和島みかんジュースを飲んで一息つけます。
宇和島城は別の入り口もありますが、こちらはもういいかな。
宇和島市立伊達博物館にやってきました。
かぶと被って写真撮りたかったけど自撮りはできそうになかった。
ここは竹に雀紋。
500円の割には撮っていいもの、撮りたいものが少なかったかなー。
貴重な資料かもだけど、他の博物館と比較すると・・・。
ただ、みんなからの意見には名言だらけだった。
天赦園という宇和島藩第7代藩主である伊達宗紀が作った庭園の近くまで行ったら、伊達博物館は新規で建設されるらしい。
新しい名所となることを期待!
入り口まで来たけど、天赦園は時間がないのでパス。
きさいや広場
自転車を返す前に行けそうな名所に行ってみよう。
宇和島港に近づくと漁港の臭いがしました。魚臭?
きさいや広場は道の駅です。
ここにはロイズがあります。
見たら食べたくなっちゃいますね。
お店の中は地元の野菜とかを売ってたり、普通の道の駅でした。😁
宇和島はいろんなところにこの牛鬼がいるみたいです。
さて、まもなく17時。自転車を返しにいきます。
続く
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