NHKオンデマンドでドキュメンタリーを「聴く」ために

2020年3月8日 22:34

NHKの常時同時配信サービス「NHKプラス」がついに始まった。番組によっては配信されないものがあったり、権利上の問題からか、スポーツニュースでのハイライトも配信されなかったりするので、なかなか難しいのだなーとか思いつつも、ニュースを中心に結構利用している自分がいる。

期待していたバックグラウンド再生には対応していなかったり、アプリの起動から再生までの時間が結構長かったりと、不満はまああるものの、スマホからリアルタイムに視聴できるのはなんだかんだで便利なので、どっかで民放も対応してくれたらと思う。

NHKオンデマンドの見放題プランもついでに変わった

NHKプラスの登場によって1週間分の放送を見逃し視聴できるようになったことの副産物だと思うが、NHKオンデマンドの見放題プランが従来の「見逃し見放題パック」「特選見放題パック」の2種類から両方のコンテンツを含んだ単一の見放題パックに統合された。

見逃し見放題パックで提供していたことの多くはNHKプラスの見逃し配信に含まれてしまったため、単体での有償パックとしては役割を終えたようだ。

これまで見逃し見放題パックに含まれていたニュース番組の配信はNHKプラスに任せ、ドラマ等は見逃し分含めて新パックに含める。今後、1週間分はNHKプラスでも見れるわけだが、見放題パック内でも最新話からバックナンバーまで通して見れるようになるので、パックの選択に悩む必要もなくなるのは良いことに見える。

現状、NHKオンデマンドは公式以外のプラットフォーム上でも視聴ができ、軽く調べた範囲でもAmazonプライムやU-NEXTなど、色々なとこに提供している。価格はどこで登録しても月額990円。

で、色々なとこで使えることについては別にどうでも良いのだが、ことAmazonプライムとU-NEXTについてはアプリの機能としてバックグラウンド再生に対応しているので、この２つでNHKオンデマンドの見放題パックに登録したらパックグラウンド再生を使えるということだ。

まあ、これまでもできたことではあるのだが、自分は「見逃し見放題パック」と「特選見放題パック」の選択に悩んで後回しにしていたりしたので、パックがシンプルにひとつになり、Amazonプライムで契約すればバックグラウンドでも聴けるとなると、契約意欲が高まってくる。

個人的にはNHKオンデマンドで観たいのはNスペをはじめとするドキュメンタリー関連の番組たち。

ドキュメンタリーはNetflixとかにもあるのだが、日本語吹替が付いているものが少なく、パックグラウンド再生を利用して聴くことが中々できなかったりする。ビルゲイツのドキュメンタリーである「天才の頭の中」は吹替もあったけど。

面白そうなのはたくさんあるし、字幕で観るものももちろんあるが、できれば吹替が欲しいし、吹替がないものについては後回しになってしまう傾向にある。

だからまあ、日本語でドキュメンタリーが豊富な配信サービスとなるとNHKオンデマンドがなんだかんだで良い。

というわけで、自分はAmazonプライムで契約するつもり。同じような理由でテレビ東京
ビジネスオンデマンドのAmazonプライムチャンネルを試していたのだが、更新タイミングが公式より遅いのがどうも気になってしまい、やめてしまった。なかなか難しい。

番組のレコメンドはNHKオンデマンドにしてもテレビ東京ビジネスオンデマンドにしても公式の方が優れているので、アプリの性能の違いだけでAmazonプライムチャンネルを選択していることになる。きっと手数料も取られているだろうから、それぞれアプリをなんとかしてくれたらいいのだけどな。

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