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「仕事の辞め方」

1月に出版された放送作家鈴木おさむさんの著書。Xで話題になっていたのでAmazonでポチっていたが、例によって積読状態になっていたのを最近少し時間が空いたので読んでみた。

なんとか鈴木さんが放送作家を辞められる3月末までに読み終えることができたのは良かったなと。
#別に縛りがある訳では無いが。。。

気になる方はこちらよりどーぞ!

さて恒例の生成AIによる紹介だが、今回からCopilotさんによる紹介で。
せっかくライセンス契約をしたので積極的に使っていく。

「仕事の辞め方」という本は、鈴木おさむさんが著者です。この本は、32年間放送作家として働いた鈴木おさむさんが、放送作家を辞めることを表明した際の著書です。鈴木おさむさんは、仕事を辞めることで、自分自身の成長や幸せに向けた道を切り開くことができると述べています。また、鈴木おさむさんは、仕事を辞めることで、働く意味、人生の目的、幸せのカタチが見えてくるとされています。
[1](https://tokumoto.jp/2024/02/46097/)
[2](https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/809168/A004829568/)
[3](https://www.gentosha.jp/series/howtoquit/)
[4](https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042063/)

Copilot

感想

基本的に鈴木さんは同じような年齢の方なので刺さる内容ばかりなのだが、その中でもより刺さった部分について感想を書いてみる。

今は今のお前にしか出来ないことをやるんだよ。世の中の人がやってることは、人生の後半の楽しみにとっておけよ

本書

これは鈴木さんが若い頃に大先輩から言われた言葉だが、その時の自分でないとできないことを全力でやるというのは、アラフィフの自分にも大いに当てはまるなと感じた。

人生100年時代に向けて老後の心配をするのは必要であるが、まだ身体が自由に動く今のうちに会いたい時に会いたい人に会いに行く、現地現物を優先するというのはとても大切だなと。

多少無理をしている感はあるし、お金と体力はもちろん必要だが、もっと先になったら仮にお金があったとしても気力、体力が厳しいだろうなと感じる。だったら今やるのが正解なのだ!

仕事や会社を辞めることに、罪悪感を覚える人がいます。
(略)
結局、人は、友達でも親友でも自分の人生が一番大事ですし、自分の人生に必死ですから、あなたの人生を心配はしてくれても面倒は見てくれません。

本書

私はこれを感じたことは一度もないが(仲の良い同僚に気を使うのはあるけど)会社を辞めて転職や起業することに遠慮することはないと思う。他人のための人生ではなく自分の人生、気にせず進めばいい。

今の人生に満足してなければ、自分で大きくかじを切らないと変わらない

本書

誰かが何とかしてくれるわけではないので、自分事として行動していくしかないよね。他責はやめよう!

40代になり、20代、30代とは違い、会社全体のことを考えて動かなきゃいけないポジションになる。
そのポジションに立ったからこそ、会社のことを考えて発言していること自体が若い世代からするとソフト老害になっていたりする。

本書

耳が痛い😓
とはいえ組織の中で中間管理職となり上司も部下もいる状態であれば仕方ないよね。バランサーがいなければ組織は回らない。

嫌われることを恐れずに、ハッキリ伝えるようにした

本書

下手に取り繕うよりは正しく説明するほうが結果的には理解を得やすいなと。仕事しにきているわけでその遂行に必要であれば嫌われることを気にしてはいけない。そもそも仕事することに好き嫌いを持ち込むべきではない。

ソフト老害、、、一見寄り添っているように見えるし、本人にその自覚がないから厄介。😓
自分も心当たりがないとはいえないので気をつけたいと思う。

「努力を努力と思わずに頑張れることは才能」ですが、その「才能」がない人も多い。それは決して人に求めてはならない

本書

自分もこの「才能」が無い方だからスゴイ人が平気でやっていることをとてもではないがマネできない。
なのに自分ができることについては「できないことを理解」できないこともあるのでここは強く意識する。
押し付けてしまうとそれこそだだの老害となる。💦

能力の高い人が一緒に仕事をしている時は、下にいる人はその伸びているはずの能力を自覚出来ず、使うことが出来ない

本書

職場あるあるかもしれない。できる人のそばにいると自然と頼ってしまい自分でやろうとしなくなる。そもそもできると思わない。。。
いなくなった瞬間はバタバタするが結局なんとかなるのが会社。だから辞めることに必要以上に気を使うことはない。
#人として最低限の礼を尽くすのは当然として。。。

今の自分の仕事、これからの仕事を想像して、ときめくかどうか?「これから10年、今の仕事をしている自分がワクワクするかどうか?」が大事

本書

これ本当に大切!!面白くない仕事は我慢して続けても結果には繋がらないし、自分の人生の大切な時間の無駄遣いになる。より楽しい、ワクワクする仕事へ向かっていきたい!

同僚の業務委託化や転職、自身の複業の状況など今年いろいろなものが次へのステップに向けた状況になりつつあるのかもしれない。50歳を1年ちょい先に控えた身として今年は大事な年になるのだろう。

深く仕事と関係のある人と「惰性で飲みに行くことはやめる」
その時間を、新たな出会いの時間にする。
みんな若い人と出会う機会がないという人が多いですが、そんなことはない

本書

昨年からかなり飲みに行く相手変わった。若い人も同年代も年上の方とも住んでいる場所も異なるが良い刺激をいただいている。
とてもありがたいことであるが、自らダイブした結果だからやれば実現できる。

いつもの人たちも大切ではあるが、コンフォートゾーンから抜け出して外の世界を知ったほうが人生の幅は広がるし、いつもの人たちに面白い話ができるのではと思う。なんなら巻き込むのもありだなと。

仕事場以外の場所での、新しい出会いによって、自分のことを話すことで、自分の人生を俯瞰で見ることがより出来るようになる。
(略)
人生、ちょっとした勇気を持って扉を開けると、今までにない出会いと縁が訪れる

本書

まさにまさに。最初のダイブはかなり抵抗あると思うけれど勇気を持って飛び込めば新しい世界が広がっている。
また自分を知らない人と交流することで自身の人生への客観的視点を得られるのも大きい。

40代以上の人は若い世代と飲む時に、自分のことを語りがち

本書

かなり刺さる言葉だった、、、ホント注意しないと!
普段よりこれはかなり意識しているが、酔いが回ってくるとどうなっているかを覚えていない。💦
ご一緒する方で私が自分語りしているのを発見しましたら是非突っ込んでやってください、、、😓

変化を受け止められない人は友達じゃない
(略)
そうなった事情も含めて、聞いて受け止めてあげられるのが友達じゃないかと

本書

ほんとこれ!
人のやることにケチつけるのではなく、応援しないまでもそっとしておいてあげてよ!人は変わるもの、どのようにして変わったか興味深く知りたいとは思わないのかしら??

会社を円満に辞める。
会社にとって、なぜ、その人が辞めるのか?納得のいくストーリーを作ることが大事。
(略)
その会社との仕事を続けながら辞められないか相談する

本書

転職を何度もしている身からも同じことを感じる。人として礼を尽さない辞め方は後々自分に返ってくる。特に同じ業界内で働いていると別の場所で一緒に働く可能性もある。ネガティブな理由だとしてもそれを全面に出さず円満に辞めるに越したことはない。

また今考えていることとも一致するが、辞める会社の仕事を業務委託などで引き続き手伝うというのは人手不足で採用難な現代では重宝されるのではないかと。最も自社にフルコミットでないと駄目という方もまだまだ多いので難しいところではある。😓

「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」
(略)
お金や生活レベルのことなどを最初に考えていると、未来が考えにくくなる

本書

現在の生活レベルと落とさないでなど考え出すと一歩踏み出すことに抵抗感があるのはとても良くわかる。もちろん生活はしていかないと駄目なので一定お金は必要であるが、そればかりを考えてしまうと思考が停止してしまう。ここは自分も悩みどころ。決断しきれないポイント、、、

夢を笑うやつは友達じゃない。その夢を見るあなたに対して、嫉妬してるだけ

本書

その通り!今はそのような人たちを距離をおいているので気にならないが、そばにいると気分が萎えるので離れたほうが良い。応援してくれる人は必ず他にいるから。

まず、出会った人に興味を持つという「好奇心」が大事です。そして、ちょっとした図々しさを持つことが大事です。
(略)
人に話しかけることを心がけていくと、好奇心力が上がっていき、「聞き上手」になっていきます。

本書

著名な皆さんも同じことを言っている。「もじもじしていいのは5歳まで!」イベントなどで積極的に交流しないのは勿体ない。前のめりで行くくらいでいい。
#私を見かけたら是非話しかけてください!(は?)
#もちろん私から話しかけに行きますよ!!話聞かせてください!!😆

今は持っていない何かを手に入れたい時に、まずは、握りしめているものを手放さなければ、それを手に入れることは出来ない。
(略)
そのぎょっと閉じた手を思い切って開いて、手の中が空っぽになった時、その愛たての中に、本当に大切なものが自然と満たされていく」

本書

人間関係、タスク、スケジュール、お金について手放すことリストを作ると良いとのこと。本当に大切なものに気がつくことができる。
現在のキャパオーバーな状態では新しいものが入ってくる隙間もない、これは良くないなと。

つらつらと書いてしまったが、自分にとってタイムリーな内容でとても良かった。同世代はもちろん転職など人生の転機で悩んでいる方にオススメの一冊になると思う。

読んでいただきありがとうございました!





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