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「実力も運のうち 能力主義は正義か?」

新年早々(正確には年末年始)に読むことができてよかった本。翻訳された本ということもあるのかもしれないが、表現が難しく読み進めるのに大変苦労した。😓
普段であれば途中で挫折して放置プレイになっていたことだろう。
#本書が悪いのではなく私の読解力不足ね、念のため。。。

果たして実力とはそもそもなんなのか?
気になる方はこちらからどうぞ!

まずは恒例のChatGPTさんに本書の紹介をしていただこう。少しは分かりやすいかな?

「実力も運のうち 能力主義は正義か?」は、社会における能力主義と運の役割を探求する書籍です。著者のマイケル・サンデルは、能力に基づく社会的な報酬システムが公平性や正義にどのように関わるかを深く考察します。特に、才能や努力が常に公正な結果を生むわけではなく、時には運も大きな役割を果たすことを指摘しています。この本は、現代社会における成果主義の価値観と、それが生み出す不平等や社会的な緊張について批判的に分析しています。

ChatGPT

以下感想、理解(一部引用あり)

前近代的な自分の出自などという本人がどうすることもできない属性により人生が決まってしまう属性主義とは異なり、能力主義は本人の能力や努力によって人生を変え、社会的成功やお金持ちになることができる公正、平等なものであると言われている。

しかし、実際には能力主義においても、その能力を発揮するための教育、職業などの機会についてもエリート層により多くの門戸が開かれている現実がある。経済的理由により希望の進学や就職を諦めるということはままあるよなと。

その意味では能力を発揮できる環境にいられること自体がとても幸運なことであり、それを自身だけの能力や努力の結果だと思ってしまうことは驕りでしかない。

いろいろ恵まれている人で何か偉そうな人っているよね。立派な方ももちろんいらっしゃるけど。

筆者は能力主義における格差を是正するためには下記のように説いている。

お金を最も稼ぐ人が消費者が求める財やサービスを生産することに価値があるとする消費者的共通善ではなく、人が生産者として市民の必要を満たす財とサービスを共有することに価値があるとする市民的共通善が必要。

また、機会の平等は不利な状況下においても為せば成るという意味では正しいが、そもその不利な状況に陥ることのないという条件の平等も必要。

本書(一部改)

また最後に下記とも述べている。

「どれほど頑張ったにしても、自分だけの力で身を立て、生きているのではないこと、才能を認めてくれる社会に生まれたのは幸運のおかげで、自分の手柄ではないことを認めなくてはならない」

本書

少なくとも現在自分が置かれた環境、それこそ衣食住からはじまって安定した職業があり、学びや交流に取り組める環境について、全て自分ひとりで作り上げたのではなく、偶然や家族や周りの人のサポートなどなしにはできないことである。
と感謝をし続けなければならないと思う。

やはりまとまりがない気がするな。。。😓
解釈間違ってるなどありましたらご指摘くださいませ。


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