【手探りで音の高さと大きさを調べる】
今日の理科の授業は音の性質を調べる授業でした。
既製品の実験道具もいいのですが、できるだけ身近なものを使って工夫するという感じにしたいと思っています。
<割りばしと輪ゴムの実験>
光の実験では、理科室を暗くして光を観察しやすくしたように、音の実験では、静けさが大切です。
今日の実験は、3年間でも恐らくベスト3に入る地味なものです。
ただ、道具がシンプルな分、生徒の工夫が楽しい実験です。
うまく伝わるかわかりませんが、人類の進化のように、誰かが発明したことが、どんどん伝播していき、教室全体へ広がるような感じです。
【課題】綺麗な音をつくり、高い音や大きな音を
出す方法を調べなさい。
(生徒の進化の様子)
1 バシバシと箸に当てる音
2 指で持ち上げてビュンビュン弾く音
3 輪ゴムの下にペンなどを入れて綺麗な音
4 輪ゴムを引っ張って高い音
<ギターの弦の動きを見る>
ギターの弦の動きをスローモーションで撮影したものを観察しました。
電子黒板だと動画に図を書けて、さらにその図を残したまま、次の動画を流せるので、2つの動画を比較することがとてもしやすいです。
<iPadで音の波形を見る>
アプリ「FeqCounter」と「Arduino SJ」を使って、低い声と高い声、音叉の音の波形を見て、特徴を整理しました。
オシロスコープがiPadのアプリで再現できるので、手軽に生徒たちにも調べさせることができます。
<「ラ」の音(440Hz)を探せ>
授業の初めに実験した「割り箸と輪ゴム」を使って、ラの音を探させました。ラの音(A)は、振動数が440Hzなので、それをめざしてみんな挑戦しました。結構みんな頑張っていました。
次回は、別のアプリで、計測して遊びたいと思っています。
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