見出し画像

【書く習慣DAY1②】 今抱いている目標や夢~書道師範取得~

ゆぴさんの「書く習慣」のお題にチャレンジ中のYANOです。

今回は「今抱いている目標や夢」2つ目の「書道師範を取る」について書きます。
現状については以下の通りです。

  • 書道歴21年

  • 日本書道院に所属

  • 現在の階級は6段(次が準師範)

  • 地元の書道教室に週1で通っている

  • 今は4月の展覧会に向けて練習中


書道を始めたきっかけ

まず、書道を始めたきっかけはというと、


……….覚えていません。(笑)
そもそも書道を始めたのが、3歳か4歳くらいだったので、小さすぎて記憶にないんです。

親曰く、兄が通う書道教室についていった時に「私もやりたい~!!」と言い出して、書道教室に入ったそうです。
まだ、ひらがなを書くのもままならない時に書道を始めました。

当時、洋服が汚れないように割烹着(かっぽうぎ)のようなものを着て、手を墨だらけにしながら書いていた記憶はうっすらとあります。
お絵描き感覚でお手本を見ながら、ひたすら書いていましたね。

小学生高学年~中学生は書道イヤイヤ期


そこから週1回のペースで通っていたのですが、毎週きちんと通っていたのかというと、そうでもなかったです。

小学生高学年~中学生くらいの時は、「書きたくない・楽しくない」と思ってしまい、お稽古も休みがちでした。親からすれば、月謝の無駄遣い(泣)

ただ、その時点で10年くらい書道歴はあったので、自分がノートに書いた字を褒めてもらえることも多かったし、学校の硬筆展や書道展でもありがたいことに賞をもらうことも多く、何となく字を書くことは得意なこととして捉えていました。
だから、書道教室に行きたくはないけど、辞めたら辞めたで得意なことが減っちゃうかもしれないという恐怖感から、辞めたくはないという中途半端な感じでした。
ノリ気になった日だけお稽古に行く、というように小中学生時代は細々と続けていました。

高校生から書道スイッチON

高校からは、ダンス同好会というゆるいコミュニティに入ったので、土日のどちらかは書道教室に通うという生活をしていました。

高校生になると学生の枠ではなくなり、大人と同じ階級で扱われるようになり、毎月の課題にも半切(はんせつ)という大きめの紙に書く作品が追加されました。半切は、34.5×136cmの紙で、私は床に敷いて、四つん這いになって書いています。

(まだ書道を楽しんでいた)小さい頃、大人の生徒さんが床に這いつくばって書いているのを横目で見て、「何て書いてるんだろう、、、あれは日本語なだろうか、自分も大人になったら書けるようになるんだろうか、ただの線みたい、、、」と興味深々だったものです。

高校生になり、それを自分が書く時が来た!!!といつの間にかスイッチが入り、どんどん書道にのめりこんでいきました。
(こんな気まぐれな私を生徒として受け入れてくている先生や、月謝を払い続けてくれた親には感謝しかありません)

書道の醍醐味


最初は、行書や臨書(自分の個性を出すことはせずに、お手本に忠実な字形や用筆法を模倣して書くこと)とは何ぞや!!って感じでした。(今もそんなに深い知識はないですが…コソ)

お手本をよく見ながら1枚ずつ、一文字一文字集中して書いていくと、どんどん自分の書きたい字がなんとなく書けるようになっていく、あの感覚がなんともたまりません。

筆を持って書いている時間は、ただ目の前の白と黒の世界に集中して
「無」になるための時間。

「次の角はこう書くから、ここの余白は少し空けた方がいいな。バランスを取ってこの線は細くしよう。」とか、そんなことだけを考える時間。

お手本の解説を読み込んでから書くと、書家がどんな情景を見て、どんな気持ちでその作品を書いていたのかとか、想像力が膨らみます。

書道に興味がない人からしたら、地味だし、ひたすら書くだけなのに何が楽しいの?と思う方もいるかもしれません。

私にとって、書道は、書くこと自体ももちろん楽しいですが、「無」になれる時間であることが自分にとってのリラックスになっているのかもしれません。

それがあるからこそ、社会人になっても週1回欠かさず教室に通っているし、21年も続けられているのだと思います。

アメリカへ留学した時には、書道クラブをつくり、アメリカ人に書道を教えたり、イベントで大きな筆で文字を書いたり…..アリゾナからNYへ書道家の日本人に会いに行ったり……
書道を通して、日本文化を海外の方に伝えたり、新たな出会いがあったり、とてもいい経験をしました!続けててよかった!!!!

どうして師範を取りたいのか

長々と個人的な書道歴史を書いてしまったのですが、ここから、どうして書道師範を目指しているのか書きたいと思います。

1番の理由は、ずばり
「ここまで続けたからには、師範とるしかないでしょ!!」
という気持ちです。笑

将来、書道家として食べていきたいか、というとそうではない。
書道教室を開きたいか、というとそうでもない。
ただ、「師範」という自分の中の最終ゴールを達成したい。その気持ちだけです。

もちろん、師範を取ったら書道関連でやりたいことが出てくるかもしれないし、教室を持ちたいと思うかもしれない。
ただ、今は楽しんで書道を続けたい気持ちが強いので、地道に師範取得を目指して練習を続けようと思います。

あ!でも、世界一周するときに自分のことを「Japanese Calligrapherだよ~」と紹介できるようになりたいので、世界一周するまでに師範を取り、どんな環境でも、筆できれいな文字を書けるくらいにはなりたいと思います!路上で書道バスキングしてみたいな~~
そして、日本文化を知ってもらうきっかけになれたら嬉しいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
21年も続けていると話をすると、そんなに続けてるのすごいね!と言っていただけることが多いです。でも、実際はゆる~く自分の好きなことをしていて気づいたら21年経ってたという感覚です。
これからも、ゆる~く続けていきます。師範を取れたらnoteでも報告します。


ペンで字を書くのも好きです。ぜひ覗いてみてください👇

https://www.instagram.com/yanocalligraphy/



ペロくんのLINEスタンプはこちらから↓










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?