九拾参

いつからだろう

いつも頭を過るのは

変わらないあの言葉


君はきっとわかってるんだろう

不安定な僕の事

自分の間違いは気付いてるのに

認められない幼いジレンマ

何度、繰り返しても

心の置き場が定まらない

わかってるのに

始めたままの幼いジレンマ


いつからだろう

いつも頭を過るのは

変わらないあの言葉


『ねぇ、君は、僕の事がどんなふうに見えるの?』

なんでもないことなのに

コワくて聞けないんだ

自分の中に閉まったままの

ちっぽけな昨日のカタチ


僕はきっとわかってるんだろう

君はわかりかけてる事

いつも、僕が幼くて

ふりだしに戻る君のジレンマ


いつからだろう

いつも頭を過るのは

変わらないあの言葉

『ねぇ、君は僕の事をどう思っているの?』

簡単な言葉なのに

難しくて聞けないんだ

自分の中で繰り返す

ちっぽけな今日も同じ

『ねぇ、君は、僕の事がどんなふうに見えるの?』

なんでもないことなのに

コワくて聞けないんだ

自分の中に閉まったままの

ちっぽけな明日も同じ


いつからだろう

いつも頭を過るのは

変わらないあの言葉

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