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記憶や詩のようなもの

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書き留めた記憶の断片です。
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記事一覧

ブルースってなんだっけ 全てがジレンマで もうそれすらわからない 何気無く歩く道も なん…

九拾九

隣り合わせた落胆と情熱が 顔を見合わせて苦笑いしてる 似ているそれを見つけてしまって 力…

九拾八

フロントガラスに落ちる雨を ずっと遠くに見つめている ぼんやり浮かぶその景色は ただ何気…

九拾七

空の曇った 顔を見上げた 訳を隠した 雲を見つめた 時は足早に 明日は目の前に 過去はいつ…

九拾六

散りゆく花びらのように 心をほどけたなら あの日に抱いた温もりを 風にのせて伝えられたな…

九拾五

昨日見た僕の背中は 明日に向き歩いてたのかな 霧のかかった記憶には ぼやけた姿が浮かぶば…

九拾四

身勝手な希望的観測に想いを馳せてみたりして 何かわかんない文句を言ってみたりする そんな事じゃ繰り返しだってわかってんだけど そこを選んで立ってたりする 予定調和のほうが結果論で 事実って起こってしまった事を言うのかもしれない 何が起こるかなんて誰もわかりやしない そんな事はみんな知ってんだ 偶然が重なる必然なんてあるのかな 目の前の偶然が重なってく 決まってることなんて何も無いんだ そのほうが面白いよ 身勝手に希望的観測で日々を過ごしてる 結果なん

九拾参

いつからだろう いつも頭を過るのは 変わらないあの言葉 君はきっとわかってるんだろう 不…

九拾弍

あの空を見ていたのは 雲の行方が知りたかったから ただ眺めているだけでも 分かると思って…

九拾壱

いつも通りの街路樹が 白く染まって景色を変える あたりまえの毎日が こんな簡単に染まって…

九拾

あの日と同じ場所に僕は居る いろんな事が変わっていくけど 僕の見る世界は何も変わらないま…

八拾九

ありふれた言葉を綴ろう 何が本当で何が正解かなんて わかりはしないから 難しく言葉を書き…

八拾八

始まりの時が重なったら 沢山の偶然が生まれていく ここにある時間と 何処かにある時間が交…

8

八拾七

続きを書こうとしてみるけれど 何の続きか忘れてしまった 今を紡いで明日に向かうから 過去の続きじゃなくてもいいか 経験と成長を体が覚えていれば 後悔なんて忘れてしまえば良い 沈む陽が過去を飲み込んで 登る陽が未来を照らすから 繰り返そう何度でもやり直そう何度でも 今を生きていれば同じ一日なんてない 今を生きていれば変わらない自分なんていない 描き続けよう今を明日を 色も景色も変わり続けるはずだから