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発育検査への違和感(父親目線

※写真はイメージです。

私の息子は3才ぐらいから地域の発育支援(療育)センターにお世話になっています。

3歳児健診で「発育に遅れあり。要経過観察」と言われたのがお世話になるきっかけだったのですが、本当のスタートは「息子の発育について相談したい事がありまして…」という私の一本の電話でした。

# 地域によって対応は異なると思いますが発育グレーゾーンでは健診で「支援センターに行ってください」とは言われない事が多いです。経過観察だから。

# うちの場合、要経過観察になったタイミングで支援センターを参考までに紹介されたので妻が面談の予約を取ろうしたのですが、担当した方の対応が悪くて思う様に話が進まなかった、という経緯もあります。この話をもすると長くなるので割愛しますが、、なので話を進めるべく父親の私から支援センターに電話したのでした。


で、ここからが本題。

タイトルにもある通り、私は発達検査に疑問を持っています。当事者になって初めて気付いた違和感がいくつかありました。

まず、私たち家族は発達支援センターで何をしているのか簡単に説明しますと。

ざっくり言ってしまえば「新版K式発達検査」を行って、息子の発育状況を確認し、アドバイスをもらうという事。(それ以外に幼稚園へ視察などもやってもらっていますが今回は説明割愛)

「新版K式発達検査」について知らない方は以下をご覧ください。

https://h-navi.jp/column/article/35025658


一番、疑問に思っているのは「今、息子にこの検査をするのは適切な時期なのか」という事です。

息子が発達障害グレーゾーンなのである種仕方がない事だと思うのですが…すべてがはっきりしません。

「知的障害がある可能性はありますがもう少し様子を見ましょう」

「医師に相談しても要経過観察になると思います。恐らく診断が付くのは小学生に上がってIQテストなどを行ってみてから」

「今の状態を息子さんの個性として捉えて、のびのびと育ててあげてください」


1年9カ月前にそう言われてから、ずーっと心がざわついています。「経過観察」という半殺し状態が1年以上続くのは本当に辛いものです。

支援センターの方と話していると慎重に言葉を選んでいるのがよく分かります。YESでもNOでもなく大丈夫だとも言わない。「経過観察」という都合のいい表現で息子の発育状況を説明してくるのです。

私たちも悪い結果を突き付けられるのが怖いので「結局どうなんですか?息子は病気なんですか?」とは聞けません。

そんな事ならいっそのこと、はっきり説明を貰える時期に検査してほしい。経過観察をしながら、その時期にあった支援をタイムリーにしていくのが息子にとって良い事だというのは重々分かっています。

でも、親は辛いんです。息子の笑顔を見ると胸がキューっと苦しくなる時があるんですよ。。


もう一つ、腑に落ちないのが検査内容。

・ケンケンができる事、重い/軽いの違いが分かる事、自分の名字を説明できる事、など…

いやいや、まだ教えてないし。それが出来ないから-1ポイントといった検査ってどうなの?という純粋な疑問。。

義務教育ならいつまでに何を教える事という目安があると思うので分かりますが、幼児教育にはそこまで細かな流れはない認識。(私が知らないだけかもしれませんが)

「できた」「できない」で結果を出す単純な検査ではないと思いますが、少なくとも私の息子を担当した方には「ケンケンができなかったので運動指数はここらへんです」という説明を受けました。


早期発見、早期治療。

すべての病気に言える事だと思います。

発達障害もまた然り。


ただ発達障害グレーゾーンには別のフォローが必要な気がしてなりません。こんな半殺し検査を続けていては親が疲弊してしまいます。

私の妻は相当追い詰められていたと思います。心が耐えられなくなり薬を飲むようになったし、そんな姿を見て私自身も辛かったです。

何より、また子供を欲しいと思えなくなってしまう。

私自身も「じゃあ、こうすべき」という代わりの案を持っていないので難しい課題なんだとは思いますがね…。


愚痴に近い投稿になってしまいました。

ふぅ。

どうも、こんにちは。 私は名もない某ベンダー在籍のインフラエンジニアです。最近ではdocker、kubernetes、openshift、DevOpsなどのコンテナ領域やらアジャイル分野を担当。 インプット:アウトプット=3:7の黄金比を達成すべく技術メモをここに記していきます。