2021/11/2 COP26 首脳級会合始まる

2021/11/2 夜のニュース比較、文字起こし

COP26・環境

フジテレビ:FNN Live News α
【米国 ワシントン ホワイトハウス周辺が水没か】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・競争力のモノサシ「利益→炭素」に
・「脱炭素」が“ビジネスの参加資格“
・“エコ企業への投資“国の支援も不可欠

三田アナ「日本は欧米と比べて投資の分野で少し出遅れ感もあるようですが、日本については再生可能エネルギーの普及などに関して地理的な制約もあります。だからこそ、金融面での取組みの精度を高めたり、官民が一体となって取り組んでいくことが必要となりそうです。」

テレビ東京:WBS
【COP26 日本が貢献できるのは…】

大江アナ「地球温暖化対策を話し合う国際会議COP26に岸田総理出席し、スピーチも行いましたけれども、その温暖化効果があるCO2排出量の比率、2030年予測のもの見てみましょうか。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「要するに、中国とアメリカとインドで世界の半分を占めている訳ですよ。ここ何とかしなければいけないです。日本の比率は一段と低下して2.3%まで下がるんですね。じゃあ、その日本は何が出来るのかと言うと、新興国の排出の削減にどう協力するか。具体的には技術とお金だと思いますね。」
大江アナ「まさにそうですね。その資金については新たに5年間で最大100億ドルの追加支援というものを表明しましたね。」
滝田氏「はい。メルケルさんのドイツよりも日本の方が金額が大きいんです。中でもやっぱりアジアの近隣諸国ですね。東南アジアやインドといった所のCO2削減にどう協力していくのか、その辺がポイントになってくると思います。」
大江アナ「排出ゼロへの道の先鞭をつける役割みたいなのを日本は果たしていくといいんでしょうね。」
滝田氏「はい、その通りだと思います。」

政治

フジテレビ:FNN Live News α
【岸田首相 米国 バイデン大統領と会談】

三田アナ「日米首脳初対面となった訳ですが、どうご覧なりますか?」
風間晋氏(解説委員)「岸田総理が総選挙直後に滞在時間8時間、0泊2日のイギリス行きを強行したのはバイデン大統領に会って、話を出来ると踏んだからです。同じ会場にいて、日米同盟の首脳同士で話が出来なかったら、それこそ事件ですよね。でも、会談の具体的設定は手間取って、結局は初めて実現した対面は数分間の立ち話でした。ワシントンで一番貴重な物は大統領の時間だとよく言われますけれども、COP26開催中のグラスゴーでは尚更だったようです。バイデン大統領はトランプ政権の4年間で失われたモメンタルを国内外で再加速させなければならない、一刻の猶予もないという危機感を持って、この首脳級会合に臨んでいるからです。しかもワシントンでは今、大統領の温暖化対策予算の成立が怪しくなっているんですね。となれば、危機意識を共有する国々に一層大胆に動いてもらいたいはずです。日本に、そして岸田政権に、その覚悟があるかどうか。グラスゴーだけでなく、今後の日米首脳会談でも問われ続けると思います。」

【立憲民主党 枝野代表 代表辞任の意向を表明】
TBS:News23 

小川アナ「立憲民主党の枝野さん、辞任の表明ですけれども、今日の昼頃一報が入ってきましたが、何故このタイミングでの辞任の表明となったんでしょうか?」
新田晃一氏(TBS野党キャップ)「実は昨日の昼頃まで枝野さんは代表を続投するのではないかという見方もあったんですけれど、夜になって枝野さんは誰にも相談せず1人で辞任を決めたそうです。」
小川アナ「この間、時間がある訳ですが、何があったんですか?」
新田氏「まず第一なんですけれども、選挙結果に対する責任を痛感したことが挙げられます。そして、次に党内の不満が続出し、それを抑え切れなかったのではないかという見方もあります。」
小川アナ「党内で不満続出、これどういうことですか?」
新田氏「この党内で不満が続出した背景には、立憲民主党の党運営のスタイルにもよるんですけれども、立憲民主党というのは、枝野さんが創業者となってワンマン経営という組織でした。枝野さんら数人がトップダウンで物事を決めて、以前から党内でも反発する声が挙がっていました。で、このワンマン経営なんですけれども、ワンマン経営とは結果を出し続けて組織が成り立つんですけれども、今回の選挙では議席数を大幅に減らしてしまいました。これを受けて党内からは、来年の夏に行われる参院選について、枝野さんで戦えるのかという不安が高まりました。それがひき金となって、不満が爆発したという形になります。」
小川アナ「そうすると、後任がどなたになるのかということになってきますが?」
新田氏「年内に代表戦が行われるんですけれども、党内から期待の声が挙がっているのは泉健太政調会長です。前回の代表戦にも出馬しています。そして、小川淳也さんなんですけれども、今回の衆院選で自民党の平井前大臣を選挙区で倒しました。で、この小川さんなんですけれども、もう既に先程VTRにもありましたように出馬に意欲を示しています。」
小川アナ「こうした顔ぶれで狙っていくのはどういうことなんでしょう?」
新田氏「ズバリ“刷新感“ですね。やはり民主党政権時代の顔ぶれでそのままやってしまうのは、次の選挙で戦えないのではないか?という声が挙がっています。」
小川アナ「結党以来のイメージを払拭していくということになる訳ですけれども、どんな立憲民主党になっていくんでしょうか、これから。」
新田氏「そうですね、これまで野党系というのは離合集散、くっついたり離れたりを繰り返した歴史があるんですけれども、そうではなくて新体制で新代表の元でしっかりまとまって、自民党と対峙し続ける政党である必要があると思います。」

テレビ東京:WBS 

大江アナ「立憲民主党 枝野代表が辞任する意向を表明したことで、代表選が年内にも行われることになりましたね。」
滝田氏「枝野さん、Twitterに#変えよう と書いてあるんで、ご自身がまさに変わったんでしょうね。衆院選の当日に辞意を表明してもいいぐらいだったと僕は思います。特に代表選なんですけど、せっかくやるんだったら、枝だけでなく幹や根っこも変えるべきだと思いますね。」
大江アナ「そうですか。その代表選、その候補者としまして今名前が取り沙汰されているのが、小川さん、馬渕さん、泉さんなんですけれども、争点は、ではどうなるかですよね。連合も批判しています共産党との選挙協力をどうするか、これがまずありますよね。」
滝田氏「それは大きな争点なんですけれども、普通の有権者、市民からすると、これだと思うんですよね。説得力のある経済政策を打ち出さないといけないと思うんですよね。一つ言えるのは、今回の衆議院選挙で1年間所得税、要するに年収1000万円以下の人には0にするという風に言ったじゃないですか。この提案というのは、昨年コロナが流行り始めた頃に、緊急事態の策として当時から言われた策を今頃になって打ち出しているという一つ、センスがどうかな、と。更に、原発なしで100%再エネにするということも謳ってるじゃないですか。その間の工程表がどうなっているのか、さっぱりわからない訳ですよね。こうした点について、はっきりと示せるようなことが、この候補になるような人達に求められてるのは、そこじゃないかと思いますよ。」
大江アナ「そうですね。現実的な政策が見たい。」
滝田氏「そうです。看板だけ変えてもダメだって言うのは、立憲民主党自身がよく言っている訳ですから、実践してもらいたいですね。」

新型コロナ

その他

NHK:ニュースウオッチ9
【東京調布市 京王線乗客襲撃事件 男逮捕】

和久田アナ「万が一の時は自分で身を守る、その意識が大事だと改めて感じます。非常通報装置、そして消化器、ドアコック、車両のどこにあるのか、電車に乗った時には確かめておくこと、心掛けたいですね。」
田中アナ「そうですよね。鉄道=安心という時代、過去のものになってしまったと感じます。乗客の安全をどう守っていくのか、今回の事件を機に私達自身の意識を高めると共に、国や鉄道会社は対応策の徹底を速やかに行うことが必要です。」

フジテレビ:FNN Live News α
【ファミリーマート 飲料補充ロボットを導入】

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・“ロボ導入“で陳列以外の仕事に集中
・1200種類の業務・・・“省力化“待ったなし
・「人×ロボット」で効率オペレーション

三田アナ「ロボットの力を借りながら、人だからこそ出来る温かみのある接客など、付加価値の高い業務への対応を強化する今回のような取り組みは今後更に広がりを見せていくのかもしれません。」

NHK:ニュースウオッチ9
【米国「クリスマス商戦」に思わぬ異変 サプライチェーンが混乱】

和久田アナ「サプライチェーンの混乱が長期的な物価上昇にまで繋がるかもしれない、と重い指摘でしたよね。アメリカではこのところ食料ですとかガソリンなど様々な物が値上がりしています。このインフレ傾向にどう対処していくか、大きな課題ですね。」
田中アナ「まさにその点なんですが、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会は日本時間の今夜から金融政策を決める会合を開きます。今回の会合は重要な節目になると見られています。今の物価の上昇がどこまで続くと分析し、どのような対応を取るのかが焦点となります。」

【植込型補助人工心臓 一部の装置で保険適用】

和久田アナ「補助人工心臓を着ける患者は万一装置が故障した場合に備えて、介護者が24時間近くにいる必要があるほか、お風呂に入れないなど制限があります。患者の村本さんの場合、月1回通院のために午前3時に家を出て、家族に車で病院まで送ってもらっているそうなんです。患者にとっては大変な負担ですよね。」
田中アナ「はい。VTRに出てきました小野教授は装置はいずれ進化するものの、患者の負担を減らす部分についても進化を図らなければならないと強調していました。」

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