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2021/11/4 OPECプラス閣僚会合 大幅な増産見送りで合意の見通し

2021/11/4 夜のニュース比較、文字起こし

エネルギー

NHK:ニュースウオッチ9
【OPEC協議へ 原油増産見送れば価格上昇も】

田中アナ「原油価格の動向は私達の暮らしや経済の先行きにとって大きな影響があるだけに、協議の行方を注視したいと思います。」

↓そして
フジテレビ:FNN Live News α
【OPECプラス閣僚会合 大幅な増産見送りで合意の見通し】

三田アナ「日本でも9週連続して、ガソリンの店頭価格上昇していますが、大幅な増産を見送りで合意の見通しとなるんですね。」
風間晋氏(解説委員)「はい、増産を見送りなので、ガソリン価格は更に上がりそうです。その背景には、産油国の懐事情があります。大抵の産油国の国庫収入はサウジもロシアも原油に大きく依存していて、新型コロナで需要が減り、価格の下がったこの2年は大打撃を受けています。それが今、世界の経済活動が戻ってきて、原油価格が上がっても需要は尚堅調な拡大が見込まれます。であれば、ここしばらくは高値維持で新型コロナで失われた原油収入を取り戻したい、そういう意識が働いてもおかしくありません。しかも、日本を含む北半球では、これから冬場のエネルギー需要拡大期です。天然ガスや石油も含めエネルギー価格が下がる材料は、この先しばらくは見当たらないです。政府も企業も家庭も一層の備えが必要になると思います。」
三田アナ「家計に直結していきそうです。」

新型コロナ

日本テレビ:Newszero
【厚生労働省の専門部会 抗体カクテル療法の予防使用を了承】

有働アナ「発症予防薬が承認されたということですけども?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「感染拡大を抑えるために選択肢が増えることはいいことだなと思ってます。感染を防ぐにはワクチン接種が一番かなと思いますけども、色んな事情で打てない人もいるので、この方法を使って入院しないようになって、医療従事者の負担が減ることにも繋がるといいなと思いますね。」
有働アナ「多くの人が事前に打てて防げるワクチン、重要性は変わらない訳ですけれど、戦う手段が増えるというのは心強いですし、それを活かすための医療体制の強化、こちらも今の内にしっかり進めてほしいです。」

NHK:ニュースウオッチ9
【水際対策 緩和にかじ切る国も】

和久田アナ「難しい判断だとは思いますが、対面に勝る交流はないという意味でも、感染状況が落ち着いている今、緩和へ踏み出しておかないと、ビジネスで世界から遅れをとってしまう。その心配というのは確かだなと感じますよね。」
田中アナ「そうですよね。ただ変異したウイルスの新たな発生や感染の再拡大に速やかに対応していく必要は変わりません。海外からの出入りの開け閉めについては機敏に対応してほしいと思います。」

政治

国際

フジテレビ:FNN Live News α
【米国FRB 量的緩和縮小へ】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・“市場に出回るお金“を段階的に減らす
・利上げ判断を左右“リーマンの反省“
・混乱を防ぐカギは「市場との対話」

三田アナ「アメリカの金融政策は転換の節目を迎えることになりましたが、景気の悪化や市場の動揺を起こさずに、正常化を進めることが出来るのか?そして、日本の円安の行方も注目されます。」

テレビ東京:WBS
【米国FRB 金融正常化へ 異例の緩和策をなぜ転換?】

佐々木アナ「FRC、予想通り量的緩和縮小を決めましたけれども、株価先程ご覧頂いたようにナスダック、SP共に最高値を更新するというペースで市場好感してますね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「市場は量的緩和縮小の先を注目していた訳ですが、パウエル議長は“今は利上げの時でない“と明言して強調した訳です。それで楽観論増えている訳です。」
佐々木アナ「ただそうは言っても、世界の緩和マネーというのは、確実に変化をし始めていますね。」
原田氏「そうですね。日本やアメリカ、ヨーロッパはコロナ禍による景気後退に対処するために長期金融緩和でアクセルを踏んできました。火をバンバン焚いて、冷え込んだ世界景気の湯と書いてありますけど、これを温めてきたんですね。で、緩和マネーは株式市場だけでなくて、新興国などに流れ込んで、皆の気持ち良くお湯に浸かるような市場環境、これを作ってきた訳です。」
佐々木アナ「ただ景気も戻ってきましたし、むしろそのお湯の一部が熱くなり過ぎたので、少しづつ元に戻そうかというのが、今回のFRCの決定ですね。」
原田氏「コロナが下火になって、需要が急回復してみると、エネルギー価格が急騰して、半導体などの供給ショックも起きたんですね。思った以上に物価が上昇して、パウエル議長、今月燃料の焚き木の量を少し減らすモードに、ということなんですね。」
佐々木アナ「更に市場は物価上昇で22年には利上げがあるだろうという風に見ていて、実際にあるという風に言われています。」
原田氏「たしかに来年中に利上げが2回という予想もあります。現時点でパウエルさんは慎重なんですけれど、でもその言う通りに物価が来年春以降落ち着くかどうか、本当に。で、物価上昇が今の4%より更に高まったり、雇用回復で賃金インフレという恐れがあれば、お湯を冷やす水を注がなくちゃいけないということになりますね。」
佐々木アナ「これただ水をバンバン入れてしまいますと、せっかくあったまっていた景気というものが、更に冷え込んで大きな影響を世界に与えたりしませんか?」
原田氏「世界景気の湯もちょっと寒々としてきたというで、来年にかけて投資家は注意深い対応が必要になると思います。」
佐々木アナ「そうですね、今は株価は好感していますけれども、これから先というのは慎重に見ていく必要がある、と。」
原田氏「それで日本はやはり円安ドル高という流れが、景気が弱いので変わらないという恐れがありますね。」
佐々木アナ「円安方向が続く、と。」

【米国 バイデン政権に逆風 政治の行方は?】

佐々木アナ「どうして民主党ここまで苦戦強いられてるんですか?」
原田氏「一言で言うと、バイデン政権、その支持率が、人気があまりないということですね。支持率がご覧なって頂くとわかるんですが、今不支持率の方が高いんですね。で、このクロスした辺りがちょうどアフガニスタンから撤兵を決めた、撤兵した。で、それが混乱を招いたというか、唐突だったということで響いてますね。あとコロナがやっぱりなかなか収まらないということ。それからさっき言ったように物価がなかなか上がって生活が苦しいという、そういうことも影響していると思います。」
佐々木アナ「中間選挙に向けて今後はどうなるのか、簡単にお願い出来ますか?」
原田氏「来年の11月8日、下院の全部の議席、上院は3分の1の議席が入れ替わるんですけれど、共和党はトランプさんをあまり表に出さないでトランプ支持固めて民主党を攻め込もうとしてて、民主党はなかなか苦しいという状況です。」

NHK:ニュースウオッチ9
【温室効果ガス 牛からの排出を減らせ 国内外で動き】

和久田アナ「このメタンと一酸化二窒素、二酸化炭素は去年世界の濃度が観測史上最も高くなりました。歯止めがかからない状況です。今回のCOP26でも新たにメタンの削減目標が掲げられましたが、二酸化炭素への対応だけでは温暖化対策として十分ではないというメッセージですよね。」
田中アナ「そうですよね。メタンについては稲作や石油、それに天然ガスのパイプラインからも出ています。先進国だけでなく途上国も含めた幅広い世界全体の取組みが求められています。」

その他

TBS:News23
【<地球を笑顔にするWEEK2021秋>学校で教えてくれない生理】

国山アナ「年代や性別を問わず学ぶ必要があるんじゃないかと思いましたね。」
小川アナ「そうなんですよ。実際にセミナーに参加したお母さんが親の自分も勉強になったという風におっしゃってて、たしかに生理ってタブー視された中で育ってきた親世代もまた、子供達同様不安なんですよね。ですから、次世代が性について正しくポジティブに語るようにするためにも、まず親世代が向き合いを変えていかなきゃいかないんだなとことも痛感しましたし、これからお父さんのためのセミナーというのも展開したいとおっしゃっていたので、ぜひその時はハセンさん取材に行ってください。」
国山アナ「そうですね、わかりました。お父さんも学ぶ必要ありますもんね。」
小川アナ「女性だけの問題ではないので、はい。」

フジテレビ:FNN Live News α
【イオンはオンラインも強化 リベンジ消費狙ったブラックフライデー戦略】

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・中食・生活用品のデリバリー 増加へ
・リアル店舗の強み生かしたオンライン販売
・「コスパ」「メーカーとコラボ」商品展開

三田アナ「コロナ禍によってオンライン販売の長所が改めて認識された形となりましたが、これから高齢化が進むと、店舗まで来ることが難しいお客さんにアプローチする手段としても、お店にとって大切な機能になりそうです。」

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